【東芝キヤリア】「空冷式一体形パッケージエアコン シングルエースuシリーズ」の発売について

東芝キヤリア株式会社(取締役社長:久保 徹、所在地:神奈川県川崎市)は、設備用パッケージエアコンの新モデルとして「空冷式一体形パッケージエアコン シングルエースuシリーズ」(72種類)を2022年8月から順次発売注1します。新モデルは、冷暖兼用機種の標準/外気処理/中温仕様の全てにおいて8~30馬力をラインアップ(特注対応含む)しています。さらに、産業空調用途に求められる特殊仕様や多様なニーズに対する筐体サイズ・ソリューション機能の強化等も行い、お客様の様々なご要望や社会のニーズにお応えします。

新商品の主な特長

1.8~30馬力までの豊富なラインアップ

冷暖兼用機種の標準/外気処理/中温仕様全てにおいて8~30馬力までをラインアップ(特注対応含む)。標準/外気処理、中温仕様(特注対応)の8,10,16,20,25,30という小能力から大能力までの馬力展開は当社だけの業界オンリー1注2となり、豊富なラインアップで様々なご要望にお応えします。

2.産業空調用途に求められる特殊対応の強化

設備用パッケージエアコン独自の専用ソフト開発により、冷房時外気温度下限-15℃運転注3を実現し、年間冷房用途にも対応可能となります。また、新拡張入出力基板(特注対応)を組み込むことにより、アナログ入力(4-20mA)による圧縮機容量制御で簡易恒温恒湿対応等、外部信号からの様々な応用制御が可能となります。注4

3.多様なニーズにお応えする筐体サイズとソリューション機能

室外ユニット部分に新筐体を活用し、25馬力で比較した場合、従来機種に比べ約2割の設置面積削減(図1)を実現しました。また、従来の能力デマンド制御機能に加え、消費電力低減を図りながら、空調ピーク電力の計画運用を可能にする電力デマンド制御機能(図2)、除霜運転時の快適性を保つ着霜量検知、系統内の個別除霜や系統間の除霜連携等、お客様の様々なニーズにお応えする新付加価値機能を搭載し、新たなソリューションを実現してまいります。

図1.設置面積削減イメージ

図2.新デマンド制御イメージ

注1 外気処理仕様 大風量モデルは、10月下旬より特注対応開始。
注2 2022年6月現在。設備用パッケージエアコン空冷式一体形において。当社調べ。
注3 -5℃未満は防雪フード取付けが条件。
注4 圧縮機保護制御等により要求指令にならない場合があります。

新商品の概要

◎空冷式一体形パッケージエアコン シングルエースuシリーズ 標準仕様・上吹タイプ(代表機種)

東芝キヤリアグループ環境未来ビジョン

東芝キヤリアグループは、2007年に東芝グループで策定した「環境ビジョン2050」おける「地球温暖化防止」「資源の有効利用」「化学物質管理」の3つの課題に取り組んできました。2020年、新たに策定された「東芝グループ環境未来ビジョン2050」は、「豊かな価値の創造と地球との共生をめざした環境経営を通じて持続可能な社会の実現に貢献する」ことを目的とし、持続可能な社会、すなわち脱炭素社会・循環型社会・自然共生社会の実現をめざします。2050年のあるべき姿に向けて「気候変動への対応」「循環経済への対応」「生態系への配慮」の3分野への取り組みを推進していきます。


公式プレスリリースはこちら: 「空冷式一体形パッケージエアコン シングルエースuシリーズ」の発売について