津波避難タワーなどで採用されるLC-2000シリーズをグレードアップ
オプテックス株式会社(本社:滋賀県大津市、代表取締役社長:上村 透、以下「オプテックス」)は、2023年1月18日に屋外用センサー調光型照明「LC-2000LU」及びソーラーバッテリーユニット「LC-SBU」(以下、LC-2000LU)の販売を開始いたしました。
LC-2000LUは前モデルの発売から10年の節目を迎え、ソーラーバッテリーユニットの拡張性の追加や耐塩害性能を向上させるなど大幅にスペックを強化いたしました。今後3年で3,000台の販売を目指すとともに、脱炭素社会の実現に貢献します。
LC-2000LU 設置イメージ
開発の背景
2013年発売のLC-2000は、オプテックスの強みである赤外線の人感センサーを活用し電力消費を効率化。小型・軽量化を実現したことで一般的なソーラー照明が抱えるコスト面や施工性の課題を解決できるものとして評価いただき、津波避難タワーや電源の無い駐車場などで多数採用されてきました。
LC-2000LUは耐環境性能やメンテナンス性を向上させる狙いで新たに開発いたしました。
一般的なソーラー照明とソーラー式センサー照明の違い
一般的なソーラー照明は夜間常時点灯させるため、ソーラーパネルやバッテリーが大型化します。対して小型・軽量化したLC-2000LUは約1/3※のコストでご導入いただけます。
※自社調べ。上表は一般的なソーラー照明の特長を記したもので、特定機種との比較ではありません。主なスペックアップのポイント
LC-2000LUはソーラーバッテリーユニットが3基まで増設可能で、人通りが多いロードサイド店舗や郊外の通学路での使用時にも十分な蓄電量を確保できるようになりました。また重耐塩仕様になり、海に隣接した地域での設置に対応します。
新モデルLC-2000LU
現行モデル LC-2000
ソーラーバッテリー
ユニット接続可能数3基
1基
耐塩害仕様
重耐塩
耐塩
バッテリー交換推奨目安※
約10年
約6年
バッテリー交換
現地交換可
持ち込み修理
※使用条件によって異なります。
その他の特長
集中豪雨や強風、低温に対応。-20℃の低温環境でも照明だけでなくソーラー充電も機能します。
詳しい製品仕様はこちら想定使用シーンとCO2排出削減効果
特に電源が取れない通学路や駐車場などに最適です。また屋外照明は未だLED化されていない箇所も多く存在しており、LC-2000LUへの切り替えで効率的に使用時のCO2排出を削減いただけます。
オプテックスは今後もセンサーを通じたビジネスであらゆる社会課題を解決し、世界中の皆様に安全・安心・快適な暮らしを提供してまいります。
公式プレスリリースはこちら: ハードな屋外環境に対応する「ソーラー式センサー照明」を新発売