人の動きを読み取り、横切りや歩行速度に合わせて自動ドアを開閉
オプテックス株式会社(本社:滋賀県大津市、代表取締役社長:上村 透、以下「オプテックス」)は、ビルや商業施設の自動ドアの無目(※)と天井に内蔵するタイプの自動ドアセンサー「eスムースセンサービルトイン」を10月より発売いたします。歩く速度や進む方向を読み取り、不要な開閉を軽減し快適な室内環境を提供する自動ドアセンサーにビルトインタイプを加えることで、建物や空間の美観に配慮したい環境にも対応できます。
※ドアの開口上部にある、主に開閉装置を内蔵している枠
オプテックスは、画像技術を用いて人の歩く速度や進む方向を読み取り、歩く速度に合わせて最適なタイミングで自動ドアを開く快適性と、自動ドアを横切った際の不要な開閉を削減することによる省エネを両立させた自動ドアセンサー「eスムースセンサー」を開発し、2017年より販売しています。発売以降、快適なアクセスと電力消費量を約30%削減(従来比)し室内環境の向上に寄与できることから、大型ショッピングモールのお客様出入口、ホームセンターの資材搬入口、病院来院者出入口、オフィスビルのメインロビーなどさまざまな施設で採用されています。
一方、東京都心部においては、複数の大規模再開発やオフィスビルの建設が進んでおり、個性豊かな建築、こだわりのあるエントランス空間を提供する施設やビルが増加しています。これらを手掛ける設計事務所様や施設運営会社様は、建物にアクセスするときに人々が最初に接触するエントランスへ高い配慮をされています。eスムースセンサービルトインタイプは、従来のコンセプトに加え、空間に調和する製品ラインアップを拡充することで、近代化するエントランス空間の実現をサポートします。
eスムースセンサーの特長
1. 新たにラインアップした美観に配慮したビルトインタイプ
無目や天井に内蔵して設置することが可能であり、設置環境に合わせてご利用いただけます。また、天井設置時は、製品本体が天井に馴染む白い専用カバーを準備しています。
2. 歩行速度に合わせた自動ドアの開閉
歩行者が自動ドアにむかってくる速度を正確に検知し、歩行速度が速い人には通常より早く、歩行速度が遅い人には通常より遅く、歩行者にとって最適なタイミングでドアを開き、快適で安全な通行をサポートします。
3. 横切りだけでは開かず不要な開閉を削減
歩行者の歩く方向を判別し、横切るだけでは開かず入退する時のみドアを開閉することが可能です。不要な開閉を防ぐことで外気の室内流入を軽減でき、空調効率の向上や省エネに大きく貢献できます。
販売価格
オープン価格
販売目標台数
初年度1000台
製品仕様
VVS-1には検出原理上、カメラが搭載されておりますが、録画機能は一切ございません。
仕様は改良のため予告なく変更することがございます。本製品は、ビル全体の美観や省エネ、安全性やアクセシビリティに配慮したお客様に寄り添い、ドアの開閉までのトータルデザインを検討されているビルや施設へアプローチし、お客様の施設運営や安心してアクセスできる理想のエントランスづくりに貢献してまいります。
製品の詳細については、こちらをご覧ください。→ https://www.optex.co.jp/products/automatic-door/builtin/vvs-1_built-in.html
公式プレスリリースはこちら: 建築物と一体化する美観と性能を両立した 自動ドアセンサー「eスムースセンサービルトイン」発売