【東芝テック】定額ラベルプリンタ「KP-70シリーズ」を販売開始

定額ラベルプリンタ「KP-70シリーズ」の発売について

~消費電力47%、設置面積を25%削減~
2017年11月1日 東芝テック株式会社


「KP-70」


「KP-70-LC」

東芝テック株式会社は流通・小売業などさまざまな業種で利用できる、定額ラベルプリンタ「KP-70シリーズ」2機種を2018年1月5日に発売します。

今回発売する「KP-70」は従来機種「KP-60」と比較し、消費電力を47%、設置面積を25%削減した新モデルとなります。さらに、「KP-70-LC」は、ラベルの長さを自由に設定できるライナレスラベル(台紙のないラベル)にも対応した商品となります。なお、本商品は11月7日(火)から9日(木)にマリンメッセ福岡にて開催される『Food Style 2017』の東芝テックブースに出展します。

背景

流通・小売業などさまざまな分野で、省エネやスペースの効率化のニーズが高まっております。このようなニーズに対応するために、消費電力や設置スペースを大幅に削減したKP-70シリーズを開発しました。さらに、食品表示法の施行など、ラベルへの印字項目が増大する中、ラベル長を自由にカットできるライナレスラベルの需要も拡大しております。このようなニーズにも対応するために、台紙のない、フリーレングス・オートカット機能のライナレスラベル用プリンタを同時に開発しました。

消費者のメリット

ラベル印字にはユニバーサルデザインのコンセプトに基づいたフォントを採用し、お客さまに見やすいラベルを印字することができます。

「KP-70」、「KP-70-LC」の特長

  1. 消費電力47%、設置面積25%削減
    「KP-70」は従来機種と比べて消費電力を47%削減しました。また設置面積を25%削減したことで、スペースの効率的な利用が可能となります。
  2. 台紙ラベル、ライナレスラベルに対応
    「KP-70-LC」は、台紙ラベル、ライナレスラベルそれぞれのラベルが発行できるため、ライナレスラベルへの移行期でもラベルを効率的に活用できます。
  3. 視認性の向上
    8.4型の液晶ディスプレイを採用し文字などを見やすくしました。ラベル印字にはユニバーサルデザインのコンセプトに基づいたフォントを搭載し、お客さまに見やすいラベルを印字することができます。


画面サンプル(左:KP-70 右:KP-70-LC)
画面サンプル(左:KP-70 右:KP-70-LC)


ラベルサンプル(左:KP-70 右:KP-70-LC)
ラベルサンプル(左:KP-70 右:KP-70-LC)
左品名は従来フォント、右品名はユニバーサルデザインコンセプトのフォント

「KP-70」、「KP-70-LC」の発売概要

商品名 定額ラベルプリンタ  KP-70
ライナレスラベルプリンタ KP-70-LC
発売日 2018年(平成30年)1月5日
価格 KP-70   650,000円(税別)
KP-70-LC  750,000円(税別)
発売地域 全国
販売予定数 1,200台/年間
販売ターゲット 主に食品スーパー、量販店、食品製造業向け

「KP-70」、「KP-70-LC」の主な仕様

項目 仕様
型式 KP-70-S KP-70-LC-S
定格電源 交流100V±10% (50/60Hz)
消費電力 待機時 15W 印字時 70W 待機時 15W 印字時 55W
表示部 8.4型TFTカラーLCD SVGA(タッチパネル)
印字方法 感熱方式
印字速度 最大150mm/秒
使用ラベル寸法 幅:32mm~80mm
長さ:15mm~300mm(台紙発行時)
幅44mm~60mm
長さ:32mm~500mm
(有効印字幅32mm~300mm)
外径寸法 235mm(幅)×310mm(奥行)×360mm(高さ)※画面垂直時
オプション タッチスキャナ
無線LANキット

スーパーやコンビニなどでお弁当屋や生鮮食品の定額ラベルの印刷は、毎日の業務となります。
そんな定額ラベルのプリンターは、古いタイプのものを使用している店舗も少なくありません。毎日使うもので、まだ使えるからという理由も納得できますが、時代に合わせて定額ラベルのプリンターも最新機種が登場しています。
パソコンなどと違い、実際に印刷を行うプリンターは、消費電力も気になる所です。
今までのものよりも47%の電力削減を行い、今までの半分の動力で印刷することができます。
これは、印刷時は70Wと少ない電力ですが、毎日の作業で印刷を行い、その枚数も膨大なものになることから、こうしたところからの省エネは長い目で見ればとても効果的と言えます。
また、大きな画面でのタッチパネル操作で新人でもわかりやすい操作は、導入時の操作説明を短時間で行うことができます。それにもかかわらず、設置面積は従来の東芝テック製定額ラベルプリンターと比較して25%削減されているため、厨房や品出しなどで事務作業を行うスペースが少ないスーパー店舗での設置に大きく貢献します。
電気工事は様々な個所への施工が必要となりますが、合わせて省エネや省スペースの機材を紹介することで、付帯する配線工事などを受注するビジネスチャンスを獲得することができます。
そのためには、新商品の趣旨やセールスポイントを理解しておくことで、機材販売と合わせて様々な省エネ施策提案なども行うことが可能です。
新商品の知識を持つことで、無線LANなどの新しい技術にも触れることができ、仕事の幅も広がっていくでしょう。
新しい物を導入することで、既存の技術も必要となる部分も多くあり、複合的な提案を顧客にすることで、信頼を勝ち得ることができるでしょう。

公式プレスリリースはこちら: 定額ラベルプリンタ「KP-70シリーズ」の発売について