株式会社四電工と株式会社富士通四国インフォテックは、「建築設備CAD CADEWA(キャデワ)シリーズ」英語版の新商品「フル3次元建築設備CAD CADEWA Smart V2.0 English Edition」(以下、「CADEWA Smart V2.0 English Edition」)を2021年2月1日より販売を開始いたしました。
「CADEWA Smart V2.0 English Edition」は、日本国内で販売している「CADEWA Smart」のユーザーインターフェースそのままに、コマンド名称、部材名称、メッセージ等、すべてを英語化し、海外で広く普及している「AutodeskⓇ RevitⓇ 」とのダイレクト連携とそのデータの整合性をチェックする機能を搭載し、BIM※1に沿った精度の高い統合調整が可能な製品です。
「CADEWA Smart V2.0 English Edition」は、海外のお客様が抱える課題に、これまで以上にサポートします。
CADEWAシリーズは、1987年に国内で提供を開始し建設業を中心とした多くのお客様にご利用いただいており、英語版については、2013年から東南アジアを中心に海外で販売展開しております。
近年世界の建設業界では、データとデジタル技術を活用したDX※2を見据えた活動としてBIMが注目されており、今後BIMを用いたプロセスの最適化、標準化が広がっていくと考えられます。
新商品の「CADEWA Smart V2.0 English Edition」ではBIMへの対応や品質向上に寄与する『かしこさ』を強化いたしました。今後も更なる機能強化を進め、建設業の課題解決に向け全力で取り組んでまいります。
機能強化ポイント(一部抜粋)
BIM 対応強化
AutodeskⓇ RevitⓇとのデータ連携を搭載
- 中間データを介さず AutodeskⓇ RevitⓇのネイティブファイル(*.rvt、*.rfa)を直接読込/出力できます。
- データ互換時における形状の抜けをオブジェクト単位に確認するチェック機能(Revit アドイン)を用意しました。データ出力時に要素リストファイルを生成し、読込時に整合性の確認結果を自動でリスト化します。整合性結果リストでは変換結果が確認できるため、精度の高い統合調整が短時間で実施できます。
2次元建築図の3次元モデル化
- 2次元で受け渡しの多い建築図をサイズや高さ・壁厚等を指定することによりワンタッチで3次元形状に変換できます。更にモデルとして変換されるため建築部材としての編集や設備との納まり確認が可能です。
(※1) BIM(Building Information Modeling)
コンピュータ上に作成した3次元の形状情報に加え、室等の名称・面積、材料・部材の仕様・性能、仕上げ等、建築物の属性情報を併せ持つ建物情報モデルを構築すること
(※2) DX(デジタルトランスフォーメーション)
企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること
販売製品
製品名 概要 販売価格 販売開始時期 CADEWA Smart V2.0 English Edition 電気・空調・衛生 スタンダード版 オープン価格 2021年2月1日 関連リンク
株式会社四電工 CAD開発部
http://www.cadewa.com/商標について
CADEWAは株式会社四電工の登録商標です。
AutodeskⓇ RevitⓇはオートデスク株式会社の登録商標です。
その他記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
公式プレスリリースはこちら: フル3次元建築設備 CAD「CADEWA Smart V2.0 English Edition」販売開始