上:発明技術が使用される「REDSCANシリーズ」
オプテックスは公益社団法人発明協会が運営する「令和6年度 近畿地方発明表彰」において、『滋賀県発明協会会長賞』を受賞しました。
表彰式は11月28日(木)にホテル日航奈良(奈良県奈良市)で開催されました。
受賞内容
滋賀県発明協会会長賞
簡単設定で誤報防止できる防犯用LiDAR
特許第5136927号
設置環境でエリア境界面を記憶し、境界から一定距離内側のエリアで人体検知を行い境界面での誤検知を防ぐ技術です。これにより、レーザースキャンセンサーの検知エリア設定に関わる負担を大幅に低減することに成功しています
防犯センサーを使用した警戒システムの構築、設定やメンテナンスを行うには高いスキルが求められます。一方で教育や習熟にかかるには時間を要するため、ヒューマンエラーによる設定ミスなどが起こることもあり、警備会社や施設管理者がその都度検知した箇所に駆けつけるものの無駄足に終わるという事象が発生していました。そこで「誰もが特別な教育を受けることなく、簡単設定で誤報を防止する」ことを目的に本発明と開発を実施しました。
受賞者
岩澤 正仁地方発明表彰について
地方発明表彰は、各地方における発明の奨励・育成を図り、科学技術の向上と地域産業の振興に寄与することを目的として大正10年に開始されたものです。全国を北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州の8地方に分け、各地方において優秀な発明・考案・意匠を完成された方々、発明等の実施化に尽力された方々、発明等の指導・奨励・育成に貢献された方々の功績を称え顕彰するものです。
本件に関するお問い合わせ先
オプテックス株式会社 広報・販促課 蔭山/岡井
E-mail:oj-pr@optex.co.jp
公式プレスリリースはこちら:防犯用レーザースキャンセンサーに関する発明が「近畿地方発明表彰」で『滋賀県発明協会会長賞』を受賞