励磁突入電流抑制機能付限流ヒューズ付負荷開閉器（商品名：エナミック）
ご使用のお客様への お知らせとお願い [第２報]
平素は弊社製品をご愛顧頂き、厚く御礼申し上げます。
このたび、弊社が販売致しました 励磁突入電流抑制機能付限流ヒューズ付負荷開閉器（以下：エナミック）の一部バリヤ（4 枚セット 黒色）において、製造工程上の不具合により、耐電圧不良が発生する恐れがある事が判明致しました。
つきましては、対象製品をご使用頂いておりますお客様には下記の通り対応をさせて頂きます。
ご迷惑をおかけします事を深くお詫び申し上げます。今後、再発防止に向けた抜本的な対策を講じ、お客様の信頼回復に全力で努める所存です。
尚、2017 年 11 月中旬以降出荷させて頂いておりますエナミックにつきましては、対策済のバリヤを使用しております。（対策済バリヤは 4 枚セット 朱色です）
また、限流ヒューズ付負荷開閉器（励磁突入電流抑制機能なし）については、バリヤ交換対象外ですので、継続してご使用頂きますようよろしくお願い致します。詳細は「（参考）エナミックと限流ヒューズ付負荷開閉器の見分け方」をご参照の程よろしくお願い致します。1. 不具合の内容
一部バリヤにおいて、吸湿に伴う反りと絶縁低下の複合要因で、竣工試験時の耐電圧試験（電圧 10.35kV 時間 10 分）において、耐電圧不良が発生する恐れがある事が判明致しました。
2. 弊社対応
①今後、耐電圧試験を実施されるお客様
対策済バリヤ（4 枚セット 朱色）と交換させて頂きます。
耐電圧試験前にバリヤの色についてご確認下さい。ご確認の結果、バリヤの色が黒色であった場合は、お手数をおかけ致しますが「5.連絡先のお問い合わせ窓口」までお問い合わせ頂きますようお願い致します。
4 枚の対策済バリヤが全てエナミックに取付済である事をご確認頂いた上で、耐電圧試験の実施をお願い致します。
②既に、受電中のお客様
対策済バリヤ（４枚セット 朱色）と交換させて頂きます。
・バリヤの色が黒色であった場合は、お手数をお掛け致しますが「5.連絡先のお問い合わせ窓口」までお問い合わせ頂きますようお願い致します。
・FAX でのお問い合わせも受け付けておりますので、「別紙」に必要事項をご記入頂き、返信下さいますようお願い致します。
尚、これまで受電中での停電等に至る事象は確認されておりません。3. 対象製品
2014 年 4 月～2017 年 11 月中旬以前に製造・出荷させて頂きました下記製品が対象となります。
4. 対象製品写真
5. 連絡先
時間 お問い合わせ窓口
平日
9:00～12:00
13:00～17:00
（土・日・祝日を除く）
エナジーサポート エナミック
コールセンターフリーダイヤル（無料）
0800-200-0440
お問い合わせメールフォーム
https://www.energys.co.jp/inq/denzai.php6. 個人情報の取り扱いについて
お客様からご提供頂きました氏名・住所・電話番号などの個人情報は、本件の対応以外には使
用致しません。これらの業務に携わる関係会社には、お客様の個人情報を開示する事があります
が、弊社と同等の管理を実施致しますので、あらかじめご了承くださいますようお願い致します。（参考）エナミックと限流ヒューズ付負荷開閉器の見分け方
エナミックは、抵抗器あり 限流ヒューズ付負荷開閉器は、抵抗器なし
・エナミック（バリヤ取外し状態） ・限流ヒューズ付負荷開閉器（バリヤ取外し状態）
高圧限流ヒューズ付き負荷開閉器について、製造時の不良によりリコールが発生しています。
高圧限流ヒューズ付き負荷開閉器の各相を保護するバリヤが、湿気を吸収すると、反りが発生し絶縁低下により、耐電圧試験時に試験電圧に耐え切れずに耐電圧不良となる可能性があることが判明しました。
耐電圧試験は竣工時に行うものであり、場合によっては経済産業局の竣工立会検査なども行う場合もあります。そんな時に耐電圧不良となってしまえば、施工不良も疑われてしまう一大事になりかねません。
こうした状況が事前にわかっていて、対策品に交換していれば、竣工検査も万全の準備で臨むことができます。
リコールの情報は、製造メーカや代理店などを通じて販売した会社などへ通知されることが一般的であり、工事を行っている業者では通常そこまで気をつかう必要がありません。
しかし、その通知にも漏れがある可能性もあります。
日ごろから自分の使用する分野のリコール情報に気を付けておくことで、竣工検査時のトラブルなどにも事前に対応することができるようになります。
公式プレスリリースはこちら: 励磁突入電流抑制機能付限流ヒューズ付負荷開閉器（商品名：エナミック）ご使用のお客様へのお知らせとお願い（第２報）
