マスプロ電工は、BS・110°CS放送専用のプラスチック光ファイバー(以下POF)用送信機2機種と受信機2機種を、6月中旬より受注開始します。
POFシステムは設計がシンプルで改修を検討する際、ブースターの多段カスケードや、同軸ケーブルの損失計算などの悩みを解消します。なかでも、従来の光配線における専門性を払拭する簡単施工と、安全性を実現しています。戸建や小中規模集合住宅をターゲットとした、 新4K8K衛星放送導入時の改修に最適な新しいシステムです。
製品名 | 型式 | 希望小売価格 (税別) |
光 送信機(8出力型) プラスチック光ファイバー(POF用) | OTPW38 | オープン価格 |
光 送信機(1出力型) プラスチック光ファイバー(POF用) | OTPW3S | オープン価格 |
光 受信機(卓上型) プラスチック光ファイバー(POF用) | ORPWT | オープン価格 |
光 受信機(直列ユニット型) プラスチック光ファイバー(POF用) | ORPWC | オープン価格 |
プラスチック光ファイバー(POF)を使用した施工例
プラスチック光ファイバー(POF)を使用した受信システムの特長
簡単施工(コネクター加工)
光ファイバーへのコネクター接続も同軸ケーブルと同等に簡単施工を実現しています。また、高額な工具や高度な施工技術が必要ありません。
簡単配線
POFは同軸ケーブルに比べて細いため、同軸ケーブルでは困難であった
既設配管への入線も実現可能となり、宅内配線においても目立たず配線が可能です。
宅内の美観も損ねません。
高い曲げ耐性により、取回しが容易で配線が簡単です。
安全性
芯線が柔らかいプラスチック製であり、ガラス光ファイバー(SMF)より約4倍太く刺さりにくいため、安全に施工できます。加工時に出る破片については、一般的な樹脂の廃棄物として処理が可能です。
優れたEMC性能
拡大された衛星放送帯域では、電子レンジや無線機器などからの妨害が懸念されます。
POFシステムは光伝送のためケーブルでの電波干渉が無く、既存の無線サービスの電波と干渉する心配がありません。また、電波漏洩についても漏洩基準(3mの距離で46.2dBμV/m)を大幅に下回る、30dBμV/m以下を実現しています。
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