工場や倉庫の出入口に最適なシャッターセンサー「OAM-EXPLORER」をラインアップ
オプテックス株式会社(本社:滋賀県大津市、代表取締役社長:上村 透、以下「オプテックス」)は、工場や倉庫の出入口に使用するシートシャッター開閉用のシャッターセンサー「OAM-EXPLORER」を6月より発売開始し、シャッターセンサーのラインアップを拡充します。フォークリフトや作業者を確実に素早く検出し、スムースで安全なシャッターの開閉と、スマートフォンによる現場でのセンサー設置の円滑化を図り、作業効率の向上をサポートします。
製品の特長
①確実な車両検出で、稼働を止めない
マイクロウェーブと近赤外線センサーのコンビネーションにより、フォークリフトや運搬車など多くの車両が行きかう出入口で、車両を確実に検出します。また、移動スピードが速い車両がシャッターに近づいてきても、早い段階でシャッターを開けることができるため、運搬作業の流れを止めません。②シャッターの開放時間を短縮し、建物内部の環境を守る
シャッターを横切る車両を検出しない横切りキャンセル機能と車両の出入りが終わった後、素早くシャッターを閉じることができる方向判別機能を搭載。不要な開閉や開放時間の削減ができるため、外側からの空気やほこり、虫の流入を最小限に抑制し、室内の空調効率を守るとともに商品の品質保持に貢献します。③シャッターの出入口周辺の安全をサポート
複数エリア検出時無限静止機能を搭載することにより、シャッター前に車両が停止している場合は、シャッターが閉じてこない設定が有効となるため、車両とシャッターの接触事故を予防でき、安全な作業環境づくりをサポートします。④シャッターセンサーの施工を簡便化し、作業効率をアップ
スマートフォンの設定アプリを提供し、アプリを使って簡単に設定できるため、高所での作業を大幅に軽減できます。また、アプリによく使う設定をお気に入りとして登録しておけば、他の現場でもワンクリックで設定でき、繰り返し作業を解消できます。オプテックスでは、新たなシリーズをラインアップすることで、それぞれの工場や倉庫における運営の課題や設置環境に最適な提案を行い、安全、安心、快適な作業環境の提供を推進してまいります。
製品仕様
型式
OAM-EXPLORER J
取付高さ
2.0 – 6.2m以内(*1)
検出方式
マイクロウェーブ方式
近赤外線反射方式(*2)検出エリア可変範囲
マイクロウェーブエリア 0 ~ +50°(無段階)
近赤外線エリア -15 ~ +40°(無段階)電源
AC12~24V(50 / 60Hz)
DC12~30V消費電力
3.5W / 5.0VA以内
使用周囲温度
-35℃~+55℃
使用周囲湿度
80%以下(結露なきこと)
通信方式
Bluetooth LE(Ver. 4.0)
起動出力
リレー接点1a(無電圧)
50V 0.3A以内(抵抗負荷)補助出力
リレー接点1b(無電圧)
50V 0.3A以内(抵抗負荷)その他出力(*3)
リレー接点1a(無電圧)
50V 0.3A以内(抵抗負荷)保護等級
IP65
質量
600g
仕様は改良のため予告なく変更することがあります。
*1:人を検出する場合は、取付高さ5.2m以下を推奨します。5.2mを超えて取り付ける場合は必ず動作確認をしてください。
*2:全ての近赤外線エリアに静止体検出機能があります。
*3:本製品は回転灯やブザーへ出力を送信することができます。製品の詳細については、こちらをご覧ください。→ https://www.optex.co.jp/products/industrial-door/oam-explorer-j.html
オプテックスは工場や倉庫なので使用されているフォークリフトなどがシャッター正面に来た際に自動でシャッターの開閉を行うシャッターセンサーの最新版を販売します。
シャッターセンサーは従来の仕様でも販売されていますが、マイクロウェーブと近赤外線センサーによる二重検出で、誤動作を防止します。
シャッター正面にフォークリフトや人が立ち止まっている場合、開いたシャッターが閉まりにこない静止物検出機能も備えています。
また、最新版の機種として新しい機能としては、設置後の設定をスマートフォンのアプリを使用して行うことができ、施工後の設定変更の作業を、高所作業なしで、簡単に行うことができるようになっているのが大きな特徴です。
シャッターセンサー自体は前からあるセンサーではありますが、多くの機器が効率化を目指して、様々な進化を遂げているように、オプテックスのシャッターセンサーも進化しています。
公式プレスリリースはこちら: 工場や倉庫の出入口に最適なシャッターセンサー「OAM-EXPLORER」をラインアップ