ディスプレイとCPUボックス、レシートプリンター※1(オプション)の組み合わせで
接客方法や設置場所に応じたフレキシブルなシステム構成を実現POSターミナルを発売
シャープは、ディスプレイ(「POS LCDタッチユニット」)と「CPUボックス」、レシートプリンター(オプション)を自由に組み合わせることで、接客方法や設置場所に応じてフレキシブルにシステムを構成できるPOSターミナルを発売します。
タッチパネル機能付きカラー液晶を搭載した「POS LCDタッチユニット」は3サイズ(13.3型/15型/15.6型)、CPUやメモリー、記憶装置などを一体化した「CPUボックス」は2機種をラインアップ。オプションのレシートプリンターと組み合わせて、全12通り※2のシステム構成が可能です。また、レシートプリンターは、POS LCDタッチユニットとの一体設置に対応。限られたカウンタースペースを有効活用できるほか、フードコートの注文端末や商業施設での受付端末など、“セルフ端末”としても活用いただけます。
付属のスタンドは、設置面 幅231mm×奥行201mmの省スペース設計に加え、ACアダプターも収納できるので、カウンター上にすっきりと設置でき、お手入れも簡単です。
さらに、CPUボックスに搭載の記憶装置SSD(ソリッドステートドライブ)は増設も可能※3です。増設した2基目のSSDに1基目のデータを複製できる「ミラー機能」により、万が一、1基目が破損した場合でも、売上や顧客情報などの大切なデータを保持します。
品名
形名
希望小売価格
発売日
当初月産台数
POS LCD
タッチユニット
RZ-E3L0J
オープン
2019年7月下旬
300台
RZ-E3L5J
RZ-E3L6J
CPUボックス
RZ-E3616
300台
RZ-E3816
主な特長
- ディスプレイとCPUボックス、レシートプリンター(オプション)を自由に組み合わせることで、接客方法や設置場所に応じてフレキシブルにシステムを構成可能
- 設置面の省スペース設計に加え、ACアダプターを収納可能なスタンドを付属。すっきりと設置可能
- 記憶装置SSDの増設に対応。「ミラー機能」により売上や顧客情報などの大切なデータを保持
※1 オプションのレシートプリンター<RZ-E3PRJ>は、10月発売予定です。
※2 POS LCDタッチユニット3機種、CPUボックス2機種、レシートプリンター(オプション)有無により算出。
※3 <RZ-E3816>のみ対応しています。増設はオプションです。
商品構成
主な仕様
品名
POS LCDタッチユニット
形名
RZ-E3L0J
RZ-E3L5J
RZ-E3L6J
ディスプレイ
表示
13.3型ワイド
TFTカラー液晶15型
TFTカラー液晶15.6型ワイド
TFTカラー液晶タッチパネル
投影型静電容量方式
外形寸法[mm]※4
幅329×奥行207×高さ275
(表示部 幅329×高さ218)
幅360×奥行224×高さ291
(表示部 幅360×高さ283)
幅402×奥行209×高さ290
(表示部 幅402×高さ251)
質量
約4kg
約5kg
約5kg
※4 チルト角70°の場合。
品名
CPUボックス
形名
RZ-E3616
RZ-E3816
CPU
インテル® Celeron® J1900
インテル® CoreTM i3-6100U
OS
Windows® 10 IoT Enterprise 2016 LTSB
メモリー
標準4GB(最大8GB※5)
補助記憶装置
SSD 120GB × 1
SSD 120GB × 1
(1基増設可。増設時RAID1設定可。)インターフェース
COM × 2、
外部ディスプレイ用I/F × 1COM × 3
(COM変換ケーブル3本同梱)、
外部ディスプレイ用I/F × 2USB3.0 × 4、USB2.0 × 2、
ドロア用I/F(RJ-11) × 1、
LAN(Ethernet) × 1、
カスタマディスプレイ専用COM × 1、
液晶カスタマディスプレイ専用USB × 1、
磁気カードリーダー専用USB × 1質量
約0.5kg
約1.2kg
※5 標準メモリーと差し替えが必要です。
- Microsoft、Windowsは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
- Windowsの正式名称はMicrosoft Windows operating systemです。
- インテル、Celeron、Intel Coreは、アメリカ合衆国およびその他の国におけるインテルコーポレーションまたはその子会社の登録商標または商標です。
- その他、製品名などの固有名詞は、各社の登録商標または商標です。
本製品に関する情報は、以下のウェブサイトでもご覧いただけます。
シャープでは、レシートプリンタなどのオプションを自由に組み合わせすることができる新型POSシステムの販売を開始します。
この分野は東芝テックが国内のシェアを獲得している状況であり、シャープはどちらかといえば劣勢分野となります。
そのため、東芝テックにはない斬新な発想での新製品となります。
レシートプリンタなどは、従来のPOSシステムであれば、レジスターに一体型で付属となってきておりますが、こちらがオプション品となっていて、タッチパネル動作での決済も可能です。
フードコートの注文端末としても活用できたり、レジとして活用したりと一台で柔軟な対応ができるようになっています。
多くのPOSに必要なものをオプションとしていることから、部分的な導入を検討している人のためのコスト削減にも対応できるような仕様です。
公式プレスリリースはこちら: POSターミナルを発売