新たに「未来社会に向けた最先端技術ゾーン」を設置
第23回R&R 「建築再生展2018」が5月30日から6月1日の3日間、東京・有明の東京ビッグサイトで開催される。”安全・安心-省エネ・健康のためにストック再生”をテーマに、建築に関するあらゆる技術、製品などを紹介する。
建築の再生に関するあらゆる情報一堂に
「R&R建築再生展」は、建築の再生に関するあらゆる分野の優れた技術・工法・製品などを一堂に集めた展示会として、将来の膨大な建築ストックに対するリフォーム・リニューアルの必要性を見越して時代に先駆けて企画された。
国内では、住宅6千万戸超、非住宅建築1200万棟の膨大なストックを有し、加えて少子・高齢化社会を迎えて安定成長経済のもと、ものへの投資から人への投資へとパラダイムシフトが求められている。建築投資も新築中心から、ストックの再生・活用へと大きく方向転換しつつある。
今回のテーマは、”安全・安心-省エネ・健康のためにストック再生”。建築再生はいまや、単に劣化した機能の回復を行う守りの対策にとどまるものではなく、新しい時代の課題に応える手段として防災、安全・安心、省エネ・省資源、快適・健康、長寿命を目標とし、建築ストックの再生・活用改修を通して新しいライフスタイルを創造し、多様な効果を生みだす新分野とも捉えられる。
会場には、「防水・断熱・外壁・サッシ・扉改修ゾーン」「省エネ・省CO2改修ゾーン」「配管・設備改修ゾーン」「大規模建築改修・コミュニティ再生技術ゾーン」「耐震・メンテナンスゾーン」「次世代リフォーム担い手ゾーン」に加えて、「未来社会に向けた最先端技術ゾーン」が新たに設けられる。