12月 北海道地区の公共工事動向

北海道建設業信用保証はこのほど、昨年12月の北海道地区の公共工事動向を発表した。

12月単月

保証請負金額は160億円 21.7%減(前年同月比)

12月の保証請負金額の取扱いは160億円となり、独立行政法人等及びその他の発注者は増加したが、国、北海道及び市町村の減少により、前年同月比では21.7%の減少となっている。
発注者別で多いのは北海道、市町村、独立行政法人等、国の順となっており、前年同月比では独立行政法人等、その他、国、北海道、市町村が減少となっている。
ブロック別保証請負金額は道央、道東、道北、道南の順となっており、地域別の前年同月比では石狩、宗谷、日高、十勝、釧路が増加し、後志、渡島、オホーツク、胆振、空知、留萌、根室、檜山、上川が減少となっている。

12月累計(平成31年4月―令和元年12月)

保証請負金額は8621億円 11.5%増(前年同期比)

12月までの累計保証請負金額の取扱いは8621億円となり、前年同期比では11.5%の増加となっている。
発注者別累計では国、市町村、北海道、独立行政法人等の順となっており、前年同期比では国、北海道、市町村、その他、地方公社が増加し、独立行政法人等が減少となっている。
ブロック別累計では道央、道東、道北、道南の順となっており、前年同期比では11地域が増加、3地域が減少となっている。おもな増加地域は胆振、石狩、渡島、空知などで、おもな減少地域は上川、後志、留萌となっている。

電材流通新聞2020年2月20日号掲載