【ダイキン工業株式会社】ルームエアコン連動型見守りシステム『Daikin Support Life(ダイキンサポートライフ)』新発売

離れて暮らす家族を見守り、生活リズムの維持や暑さ対策で健康な生活をサポート

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ダイキン工業株式会社は、人の生体情報から解析した在室や就寝・起床の状況を離れた場所からスマートフォンで確認でき、状況に応じてエアコンを自動制御できるルームエアコン連動型見守りシステム『Daikin Support Life(ダイキンサポートライフ)』を2020年5月15日より発売します。

近年、自立した生活を送りたい、他人に迷惑をかけたくないなどの理由から住み慣れた家で一人暮らしをする単身高齢者が増加しています。単身生活による生活リズムの乱れや屋内での熱中症などにより体調を崩すリスクが高まる中、離れて暮らす親の様子を過度に監視することなく確認できる、適度な見守り方への関心が高まっています。
本商品は、動きに反応するドップラーセンサーにより、室内の人の在否や就寝・起床の状況を検知・解析します。こうした情報は約10分ごとに更新され、離れた場所からでも専用のスマートフォンアプリで確認できるため、単身高齢者の生活リズムの変化を把握できます。また、当社のルームエアコン※1との連携により、人の在室時に室温が高くなれば自動で冷房運転を開始し、就寝を検知すれば睡眠に適した運転に自動で切り替えます。こういった機能が搭載されていない機種でも、室温の変化に気付きづらい高齢者の暑さ対策や快眠の補助に活用できます。
『Daikin Support Life』は、離れて暮らす親に頻繁に会いづらく毎日電話するなどしていた家族の負担や、過度に干渉されることにストレスを感じる親などのニーズに応える新たなシステムです。

製品の特長

1. 離れて住む人の在室状況や就寝・起床の最新情報を専用アプリで約10分ごとに確認可能

一週間の生活リズムを一覧でき、起床時間が普段と大幅に違うなどの気になる変化を確認可能。
専用アプリはひとつのIDで最大10台のセンサーを一括管理できるため、複数の部屋がある住宅や老健施設などでも各部屋の状況確認が可能。
在室や就寝の状況のみの把握とすることで、見守る側・見守られる側の心理的負担を軽減。

2. エアコンとの連携で、温度変化に気付きづらい高齢者の暑さ対策や快眠の補助も可能

人がいるのに室温が高くなった時、自動で冷房運転を始める「高温防止運転機能」を搭載。
就寝を検知すると、睡眠に適した運転に自動で切り換える「おやすみ制御機能」を搭載。

価格・発売時期

名称 エアコン連動型見守りシステム『Daikin Support Life(ダイキンサポートライフ)』
型式 BRP087A41
検知範囲 水平方向:30° 垂直方向:30° 直線検知距離:6m(安静で着座姿勢時)
通信仕様 無線LAN通信(IEEE802.11b,g,n 2.4GHz)
アプリ対応OS Android OS 6.0.1以降 / iOS OS 12.0以降
価格 オープン価格

※1 対象機種:2018年モデル以降のダイキン製の壁掛形ルームエアコン(Eシリーズ、KXシリーズは除く)

特長詳細

1. 離れて住む人の在室状況や就寝・起床の最新情報を専用アプリで10分ごとに確認可能

本商品は、専用のスマートフォンアプリ『Daikin Support Life』と、専用のセンサーデバイス『見守り機能付き無線LAN接続アダプター』を組み合わせたシステムです。センサーから放射したマイクロ波のドップラー効果を用いて人の僅かな動き(脈拍・体動・呼吸)を検知し、室内の人の在否や就寝・起床の状況を解析します。解析した情報は離れた場所からでもアプリで確認でき、対象者の生活リズムの変化や乱れなど、体調不良の予兆に気づく切っ掛けとなります。

専用スマートフォンアプリ『Daikin Support Life』で確認可能な項目
『見守り機能付き無線LAN接続アダプター』で検知・解析した情報は、スマートフォンアプリ『Daikin Support Life』から遠隔で確認可能です。対象者の在室の有無や就寝・起床の状況が約10分ごとに更新され、一週間の生活リズムを一覧でき、最大一カ月分を時系列で確認できます。また、アプリで最大10台のセンサーを一括管理できるため、複数の部屋の確認も可能で、毎日電話を掛けるなどの負担を抑えつつ離れて暮らす家族の暮らしの様子を把握できます。

2. エアコンとの連携で、温度変化に気付きづらい高齢者の暑さ対策や快眠の補助も可能

人の在室状況や就寝・起床と、室内の温度や湿度に応じて『Daikin Support Life』がルームエアコンを自動制御するため、暑さ対策や快眠補助が可能になります。

高温防止運転機能
人の在室時、室内の温度と湿度が熱中症の警戒が必要な値※2に上昇すると、エアコンを自動で冷房運転※3します。

おやすみ制御機能
センサーが就寝を検知すると、エアコンが温度制御を自動で行い、快適な睡眠環境※4に調整します。

※2 室内温度が33℃以上、またはWBGT値(暑さ指数)が28℃以上の範囲。
※3 設定温度28℃、風量自動で冷房運転します。
※4 冷房の場合:睡眠を検知すると室温を1℃上昇させてから、3時間かけて2℃下げます。その後、3時間かけて2℃上昇させ、設定温度より1℃高い室温にすることで起床を促します。暖房の場合:睡眠を検知すると運転を停止します。運転停止から3時間後に運転を開始し、3時間かけて設定温度より1℃高い室温にすることで起床を促します。


公式プレスリリースはこちら: ルームエアコン連動型見守りシステム『Daikin Support Life(ダイキンサポートライフ)』新発売