【オプテックス株式会社】シートシャッター開閉用センサー向けワイヤレス受信ユニット「LINK-BT1」発売

荷役・運搬作業を行う車両と人が混在する倉庫や工場の出入り口の安全対策をサポート

オプテックス株式会社(本社:滋賀県大津市、代表取締役社長:上村 透、以下「オプテックス」)は、製造・物流施設の出入り口に使用するシートシャッター開閉用センサー向けワイヤレス受信ユニット「LINK-BT1」を11月中旬より発売いたします。シャッターの開閉を行うセンサーからシャッターに近づく車両や人を検出した信号をワイヤレス受信ユニットで受信し、接続した報知器などを起動させることで、周囲に注意喚起が可能となり、衝突事故や接触事故などの予防に貢献し現場の安全対策をサポートします。

世の中のインフラを支えている製造・物流施設などの出入り口には、搬出入車両のアクセス制御や作業環境保全を目的に開閉用センサー付きシートシャッターが多く設置されています。このような荷役・運搬作業を行う現場では、車両同士や車両と人との接触事故リスクが高く、運搬経路の安全性の向上が求められています。
オプテックスのシートシャッター開閉用センサーは、開閉用以外に、シャッター周りの安全確保に使用できる接近警告ゾーンを備えており、シャッターが開放する前にいち早く接近の事前検出ができます。この検出信号を、BLE通信(※)を活用したワイヤレス受信ユニット「LINK-BT1」が受信し、接続した回転灯や音声などの報知器を動作させることができます。車両や人の接近を周囲へ注意喚起し、衝突事故による人災や物品損傷などの予防に貢献します。

※BLE通信とは、Bluetooth Low Energyの略称で、電子機器などに使われる低消費電力の無線通信技術のことです。
※「Bluetooth」は、Bluetooth SIG Inc.の登録商標です。

システム構成図

特長

1.離れた場所でも接近情報をワイヤレスで伝送
シャッター開閉用センサーとワイヤレス受信ユニットはBLE通信を介して接続され、配線レスで簡単に施工できます。また、最大30mまで接近情報を伝送できるため、構内の離れた場所にも注意喚起が可能となります。

2.1台のセンサーで5台のワイヤレス受信ユニットを接続
センサーで検出した接近情報は5台のワイヤレス受信ユニットに同時接続ができます。例えば、シャッター付近、屋外の荷受け場、車両走行経路、事務所などさまざまな作業空間に設置することが可能です。

3.既設現場に後付け可能
対応のシートシャッター開閉用センサーが設置されている現場であれば、後付けでワイヤレス受信ユニットを接続でき、レイアウトの変更なしに、現場の安全性を簡単に向上させることが可能となります。

販売目標台数

初年度500台

製品仕様

■ワイヤレス受信ユニット「LINK-BT1」

■シートシャッター開閉用センサー「OAM-EXPLORER J 」

*1:人を検出する場合は、取付高さ5.2m以下を推奨します。5.2mを超えて取り付ける場合は必ず動作確認をしてください。
*2:全ての近赤外線エリアに静止体検出機能があります。
*3:本製品は回転灯やブザーへ出力を送信することができます。

※仕様は改良のため予告なく変更することがあります。

オプテックスは、信頼性の高いシートシャッター開閉用センサーとともに、付加価値のあるソリューションを提案し、世界各国の工場や倉庫での安全、安心、快適な作業環境を提供してまいります。

製品の詳細については、こちらをご覧ください。→ https://www.optex.co.jp/products/industrial-door/link-bt1.html

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公式プレスリリースはこちら: シートシャッター開閉用センサー向けワイヤレス受信ユニット「LINK-BT1」発売