【ネグロス電工】工具の要らない防火貫通部塞ぎ材 タフロックイチジカンパイプを販売開始

タフロックイチジカンパイプ

TAFIP39L、TAFIP75L、TAFIP104L

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  • 現行品のタフロックイチジカンパイプ「TAFIP□」よりもロクマルシートを長くし、鋼製電線管へより多くの施工が可能です
  • 1巻で複数箇所に簡単施工。シートを巻くだけの新工法
  • 鋼製電線管を長く突き出す必要がありません
  • 片壁やアスロック等、様々な構造に使えます
  • 壁・床兼用なので、場所によって使い分けの必要がありません
  • ケーブルとPF管が混在していても使えます
  • シートを巻いて結束バンドで縛るだけの簡単施工です
  • 片側施工なので省力化できます
  • 工具を必要としないので、安全に施工できます
  • シートが軟らかいので、簡単に再施工できます

ケーブルの貫通部は防火措置を取らなければなりません。これには様々な工法が開発され実際に施工されております。しかし、多くは熟練の技術が必要となり、一朝一夕には工法を身に着けることができません。特にパテなどでケーブル間を埋める場合、上手く盛らなければ隙間ができてしまい、検査に合格しないといった手間が増えてしまいます。
こうした非効率な作業が起きやすい防火壁のケーブル貫通部の施工ですが、ワンタッチで巻くだけの防火措置を行える新商品が発売されました。
貫通するケーブルを巻き付けて、ケーブル貫通部へ固定するだけで、防火措置をとることができます。
ケーブル貫通部の防火措置も巻くだけでよいという時代になりました。電気工事の施工時の工数削減に一役買うことができます。
今後、人口が減少することで電気工事の人手不足が増えていくものと考えられますので、こうした防火壁への施工など熟練の技術が必要な個所への施工も簡単なものへ変更されていきます。これは手抜きということではありません。防火措置の国交省認定もされているため、歴とした新工法となります。
職人さんの中にはこうした新工法への抵抗もある方も多くいらっしゃるかと思いますが、後継者育成などの観点からも「楽してできる」工法についても多く学んでみて損はないかと考えます。
技術進歩と熟練技術は逆行する場合もありますが、どうしてもその工法でなければできない熟練技術というものもまだまだ存在します。そうした部分に注力して、新しい工法により楽ができる部分はそれを取り入れていくといった工夫も必要ではないかと考えます。

公式プレスリリースはこちら: タフロックイチジカンパイプ