- 業界最小クラスの超小型サイズ(3×5インチサイズで最大500W出力)
- 超高効率:96%(24VDC出力タイプ)
- 医用電気機器の安全規格IEC/ES/CSA/EN60601-1に加えてAV・情報通信機器向けのIEC/UL/CSA/EN62368-1も認証
2021年9月22日
TDK株式会社(社長:石黒 成直)は、医療機器・産業機器向けのTDK-LambdaブランドのAC-DCスイッチング電源CME-Aシリーズに新たに500W出力モデルを追加したことを発表します。これにより医用電気機器規格適合のCME-Aシリーズは、30/60/100/150/200/350/500/600/1500Wの合計10モデルのラインアップとなり、多様なお客様のニーズにお応えします。TDKラムダ株式会社(社長:八鳥 佐内)が10月より500W出力モデル(CME500A)の量産出荷を開始します。
このたび追加する500W出力モデルは回路・部品及び構造の最適化により、弊社にてリリース済みの200W出力モデル(CME200A)と同じフットプリント“76.2㎜ × 127㎜(3×5インチ)”にて、自然空冷時:300W出力(ピーク出力500W)・強制空冷時:500W出力を実現しました。
電力変換効率は96%(24VDC出力タイプ)と超高効率を達成しており、エネルギートランスフォーメーション(EX)の一環として、お客様装置の電力消費量の削減、延いては世の中のCO2排出低減に貢献します。
また、本シリーズは、医用電気機器の安全規格IEC/ES/CSA/EN60601-1を取得しており、低リーク電流:0.2㎃以下、絶縁耐圧:入力-出力間4kVAC(2MOPP)、入力-FG間2kVAC(1MOPP)、出力-FG間1.5kVAC(1MOPP)と、さまざまな医療機器への搭載が可能となります。加えて、AV・情報・通信機器規格IEC/UL/CSA/EN62368-1も取得しており、幅広い用途にご利用いただけます。
主な用途
- 医療機器、分析装置・工業用・商業用自動機器、計測機器、半導体製造装置など
主な特長と利点
- 自然空冷:300W出力(ピーク出力500W)、 強制空冷:500W出力
- EMI Class-B準拠(雑音端子電圧,雑音電界強度)
- 医用電気機器規格IEC/ES/CSA/EN60601-1に加え、AV・情報・通信機器規格 IEC/UL/CSA/EN62368-1各認証(安全規格認証高度:5,000m)
主な仕様:CME500A
モデル CME500A 入力電圧範囲 85~265VAC 効率 (Typ.)
(24Vタイプ、230VAC入力時)96% 漏洩電流 0.2㎃ Max. 定格出力電圧 12, 19, 24, 28, 32, 36, 48VDC 出力電力 自然空冷 300W / ピーク負荷 500W (10s)
強制空冷 500W動作周囲温度 -20 ~ + 70℃(出力ディレーティングあり) 冷却方式 自然空冷 / 強制空冷 耐電圧 入力-出力:4kVAC (2MOPP), 入力-FG:2kVAC (1MOPP)
出力-FG:1.5kVAC (1MOPP)安全規格 ES60601-1, CSA60601-1, EN60601-1,
UL62368-1, CSA62368-1, EN62368-1 各認証
(認証高度 5,000m)EMI EN55011/EN55032-B, FCC-B, VCCI-B 各準拠 サイズ(W × H × D) 76.2 × 37.0 × 127.0 ㎜ ダウンロード
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プレスリリース (pdf: 199 KB)
製品の詳細情報は
https://product.tdk.com/system/files/dam/doc/product/power/switching-power/ac-dc-converter/catalog/cme-family_j.pdf
で参照できます。
公式プレスリリースはこちら: 電源製品: 医用規格適合のCME-Aシリーズに500W出力モデルを追加