【シーシーエス株式会社】業界初 発光面が曲げられる検査用有機EL照明「OLB-LT シリーズ」を発売

業界初 発光面が曲げられる検査用有機EL照明「OLB-LT シリーズ」を発売~ 検査用途として使用できる明るさ・高均一を追求 さらなるソリューションの拡充へ ~

業界初※1 発光面が曲げられる※2 検査用有機EL照明「OLB-LT シリーズ」を発売
~ 検査用途として使用できる明るさ・高均一を追求 さらなるソリューションの拡充へ ~

当社の100%子会社であるシーシーエス株式会社(本社:京都市代表取締役社長大西浩之以下、シーシーエス)は、2019年に立ち上げた新ブランド「CCS-LT」の第2弾として「OLB-LTシリーズ」の受注を、10月13日から開始いたします。

「OLB-LTシリーズ」は、OLED(有機EL)を光源とした照明で、発光面が内向き・外向きの2タイプで、その曲げ半径は用途に応じて自由に設計することができ、薄く軽い形状と高い均一性を実現した画期的な検査用照明です。

※12021年9月シーシーエス調べ
※2曲げ半径は最小100mmで設計可能で、受注生産となります。

「CCS-LT」ブランドのLTは、LeadingTechnologyの略であり、先進的な技術にチャレンジし、その技術を活用した製品をスピーディに提供することを目的にしたブランドです。従来のCCSブランドとは異なる品質管理体系の下で「走りながら考える」を実現し、先進技術を活用した提案をしてまいります。

今回発売する「OLB-LTシリーズ」は、光源であるOLEDを曲げる事で、発光面を内向き・外向きどちらにも設計が可能です。また、LEDは点光源であるのに対して、OLEDは面光源であり、この違いによってさまざまな特長を有しています。

①用途に応じて自由に曲げ半径を設計可能

「OLB-LTシリーズ」は、0.1mmのフレキシブルガラスに有機発光層とバネ材を重ねた設計であるため、発光面を内向き・外向きいずれも製作でき、その曲げ半径は最小で100mmまで設計可能です。繊細なフレキシブルガラスへの衝撃を軽減するため、独自技術のフローティング構造を考案しています。(特許出願済)

②薄くて軽い

OLEDは、発光部材がほぼガラス基板の厚みだけとなるため、非常に薄く、その結果重量も軽くすることができ、これにより検査装置内で照明スペースの削減が可能となります。「OLB-LTシリーズ」は黒色の筐体部分と合わせても、厚さはわずか3mmです。

③明るい(輝度が高い)

「OLB-LTシリーズ」は、有機発光層を複数重ねた構造にすることで、少ない電流でマシンビジョン用途に耐えうる寿命と明るさを実現しました。

④高い均一性

OLEDは、発光面内どの地点でも明るさは同じで、高い均一性を持っています。さらに、検査対象物の微細な差をとらえるマシンビジョン用途に対応するため、製造工程での検査で特別な選別を実施して、高い品質を維持しています。

⑤発熱が少ない

LED照明は、半導体部分が局所的に発熱するため、放熱の工夫が必要です。対してOLEDは、発光面全体が発光するため発熱が分散され、また周囲への熱放射もほとんどないため、検査対象物へのダメージも最小限に抑えることが可能です。

「OLB-LTシリーズ」は、設置環境や検査対象物に適した形状をお試しいただくため、内側発光タイプ・外側発光タイプそれぞれ6種類の曲げ半径でのデモキットをご用意しました。

シーシーエスは、お客様に「見える!」「出来る!」を積極的にご提案し、お客様にとって「なくてはならないソリューションベンダー」となるべく、今後も邁進してまいります。

製品概要「OLB-LT」シリーズ

OLB-LTシリーズ概要

シーシーエス株式会社について

シーシーエスは、1993年に京都で工業用途における検査用LED照明メーカーとして設立以来、画像処理検査用LED照明の分野ではリーディングカンパニーとして、トップシェアを誇ります。

工業用途で培った、照明の使い方によって検査精度を高める技術「ライティングソリューション」を強みに様々な分野へ展開しています。

近年では、様々なカメラメーカーやレンズメーカーと連携し、お客様のご要望に応じた機器選定および設定を最適化するソリューションのご提案を積極化しており、お客様の利便性を高めることに注力しています。


公式プレスリリースはこちら: 業界初 発光面が曲げられる 検査用有機EL照明「OLB-LT シリーズ」を発売