弊社製発泡絶縁体型漏えい同軸ケーブルのNETIS登録
拝啓、貴社益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
掲題について、下記の通りご報告致します。敬具
記2018 年 4 月に、弊社製発泡絶縁体型漏えい同軸ケーブルが、NETIS登録されました。
NETIS登録番号:KK-180001-A
NETIS(New Technology Information System)とは、国土交通省が新技術活用のため、新技術に関わる情報の共有及び提供を目的として採用している、技術情報提供システムです。
なお、このシステムは国土交通省から優れた技術と認定されたもののみ掲載され、一般ユーザに公開されています。
弊社製発泡絶縁体型漏えい同軸ケーブルは、①軽量化、②可とう性、③短時間でのコネクタ加工の3点により、登録に至りました。これら3点は、いずれもケーブル布設現場での作業性向上や作業時間の短縮化に対して、高い効果の発揮が期待できます。
別紙:発泡絶縁体型漏えい同軸ケーブル紹介資料
以上
発泡絶縁体型漏えい同軸ケーブル
軽量化による構造体への負荷軽減と、大幅な施工作業性の向上を実現
【特 長】
- アルミ内部導体の紐絶縁体型漏えい同軸ケーブルより軽量です
- 曲げ剛性が低く可とう性が良いため、施工性に優れています
- 従来品よりコネクタ取付け時間を短縮できます(15 分/端末 参考)
- 無線通信補助設備に要求される耐熱性能を有します
- FM補完放送やマルチメディア放送に対応しています(90~108MHz)
【用 途】 無線通信設備工事、ラジオ再放送設備工事向け
【対応周波数】 76-108 MHz、142-162 MHz、260-277 MHz、 350-430 MHz
【グレーディング】 結合損失の異なるケーブルを段階的に組合せることにより、ケーブル長さ方向に低下幅の小さい安定した受信レベルを得ることが可能です。【構造・特性】
フジクラ・ダイヤケーブルの新製品である発砲絶縁体型漏えい同軸ケーブルが、国土交通省の新技術を紹介する技術情報提供データベース「NETIS」に登録されました。
NETISとは、国土交通省が工事分野での技術革新や新技術の検索などを目的とした工事業者向けの新技術検索データベースです。
工事の際に、コストダウンや新技術の導入といった今までにない新しい取り組みを求められるケースが多くなってきています。
場合によっては新技術の導入が工事入札の条件となっていることもあります。
こうした工事の新技術検索を行うデータベースであるNETISに登録されるということは、国土交通省が工事に広く利用できる新技術であると認定したと言えます。
発砲絶縁体型漏えい同軸ケーブルは、今までの漏えい同軸ケーブルと比べると、軽量化がはかられている、曲げやすく施工性が良い、コネクタ取付が簡単の3点での新技術と認定されました。
NETISで検索できるようになったことで、今後漏えい同軸ケーブルは発砲絶縁体型が主流となっていくと考えられます。
公式プレスリリースはこちら: 発泡絶縁体型漏えい同軸ケーブルのNETIS登録について (PDF)