【東神電気】手動式高圧変成器吊り下げ工具の詳細を公開

用途

キュービクル内の高圧変成器(VCT)の吊り上げ、吊り降ろしに使用します。

特徴

定格荷重:932N以下(約95kg以下)対応可能。
本体(裏側)は移動用ローラー構造で、前後移動が容易。
ロープロック機構内蔵(50°首振り可)で、吊り上げ途中の保持が可能。

■ 寸法(本体部):170×190×150mm
■ 重量:約4.85kg
■ ロープ:20m(重量:約1.24kg)(ロープ:φ9.5×20m)

構成部材

本工具は、キュービクル内の高圧変成器(VCT)を手動で吊り上げ(降ろし)する手動式の高圧変成器吊り上げ工具です。ロープ、動滑車、フックを工具本体に取り付けてキュービクル内の高圧変成器取り付け用アームに工具本体を固定し、ロープを手動で操作する事で高圧変成器の吊り上げ(降ろし)作業が行えます。


高圧機器の中でも、電力計測に用いられ、重要な役割を持つ高圧変成器ですが、その大きさから更新などの作業が大掛かりになってしまいます。また、大きさが大きいことから、高圧変成器専用の高圧盤もあり、更新時の更新方法が長年検討されています。
その更新時の取り外し時の吊り下げ用工具として、東神電気が詳細情報を公開しております。
高圧変成器盤の一般的な構造に合った形の吊り下げ工具となっています。
高圧変成器の交換や点検時に盤外に出す際に役立つ工具と言えるでしょう。吊り下げた状態で保持することなどができ、下側の確認や配線を接続した状態での点検もこの工具を用いると行いやすいでしょう。専門的な分野の工具のため、相応しい工具が見つからないという電気工事業者の方におすすめです。

公式プレスリリースはこちら: 「手動式高圧変成器吊り上げ工具」の詳細はこちら