【マックス】室温に近づけた戸建て住宅向け熱交換型換気システムを販売開始

温度交換効率70%以上を実現 戸建住宅用 全熱交換型全館24時間換気システム 『ES-1200DC-F1』新発売

マックス株式会社(証券コード:6454)は、全ての換気モードで温度交換効率70%以上※1を
実現することで、より室温に近づけた空気の給気を可能とし、快適な住まいの空気環境をつくる
全熱交換型全館24時間換気システム『ES-1200DC-F1』を8月21日より発売します。
建材商社ルート、電材商社ルートを主として販売し、希望小売価格は、140,000円(+税)です。
本製品は「PM2.5対策フィルター」標準装備です。

【開発の背景】

近年、住宅の高気密・高性能化が進み、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)などの省エネ住宅
が注目されています。経済産業省では「2020年までにハウスメーカー等の建築する注文戸建住宅の
過半数で、ZEHを実現すること」を目標としており、24時間換気の重要性が高まっています。中でも
全熱交換型全館24時間換気システムは、屋外から取り込んだ空気を室温に近づけて屋内に供給し、
同時に室内の汚れた空気を屋外に排出する、省エネ性が高い換気システムとして注目されています。
この度発売する全熱交換型全館24時間換気システム『ES-1200DC-F1』は、「全ての換気モー
ドで温度交換効率70%以上」というお客様からの要望を実現しました。より室温に近づけた空気を給気
することで、冷暖房運転負荷を軽減し、住宅全体の省エネ性を高めます。さらに、ランニングコストの
低減や換気風量のアップ、有効換気量率の改善など、基本性能を向上しました。
また、換気風量を抑えることで冬場の室内温度低下を低減する「冬期モード」や、長期不在時など
に低風量運転に切り替え消費電力を抑える「外出モード」の機能を追加しました。PM2.5・黄砂・
火山灰・花粉といった微粒子をカットする「PM2.5対策フィルター」も搭載しています。

【商品の特長】

○全ての換気モードで温度交換効率70%以上を実現
本体の温度交換性能をアップし、より室温に近づけた空気を給気します。
○「冬期モード」「外出モード」を搭載
「冬期モード」は、選択した24時間換気風量から20%風量を落として運転します。換気風量を少なく
することで、冬場の室内温度の低下や換気によるコールドドラフト(不快な冷感を与える気流)を低減
します。「外出モード」は、旅行や帰省などの長期不在時に低風量運転に切り替え、消費電力を抑える
機能です。
この2つのモードを活用する※4ことで、年間の電気代の低減効果が期待できます。

○「PM2.5対策フィルター」搭載で微粒子をブロック
PM2.5、黄砂、火山灰、花粉など、粒子径2.0μm以上の微粒子を95%以上カットします。
※測定条件:風量50m3/h時、測定方法:計数法。フィルターの除去性能で、部屋全体の除去性能とは異なります。

<PM2.5とは>
大気中に浮遊する直径2.5μm以下(1μm=1000分の1mm)の微粒子状物質の総称です。粒子
が小さいため、吸い込むと肺の奥深くまで入り込みやすく、長期的には呼吸器系・循環器系疾患や
肺ガンのリスクが高まると懸念されています。


最近の戸建住宅は熱や空気を外に逃がさない高断熱高気密住宅が標準となっております。
しかし、そうした状態では、換気を行わなければ空気がよどみやすくなってしまいます。特に冬場などはガスヒータや石油ストーブなどを使用すると換気を行う必要があります。
そんな時にこの熱交換型換気システムが、外気を取り込む際の給気温度をより室温に近づけた状態で取り込むことが可能なため、冬の寒い時期に換気のための寒い外気を取り込まなければならないということがありません。
夏場であっても冷房温度に近づけた外気として取り込むことができます。
こうしたことで、冷暖房の効率を上昇させ、住宅全体での省エネを上昇させることができます。
また、外気を取り込むモードも選択することができ、外出モードとすると風量を抑えた省エネ運転を行います。これにより、24時間換気することができ、省エネ運転を行うことも可能です。
花粉の季節などに外の空気を取り込むのに抵抗があるというひとのために、PM2.5フィルターも標準搭載されています。
省エネ住宅に向けた進化型の換気システムといえるでしょう。

公式プレスリリースはこちら: 全熱交換型全館24時間換気システム「ES-1200DC-F1」新発売