【TDKラムダ】欧州RoHS、中国RoHSに対応した製品の一覧表を公開

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欧州RoHS/中国RoHS対応について

環境負荷物質対応について

TDKラムダは環境型製品を目指し、RoHS指令に対応した製品を提供して参ります。
また、常に法規制の動向を監視し、お客様のご要求に対応した製品を提供して参ります。

追加4物質を含む欧州RoHS指令対応製品リスト

欧州(EU) RoHS とは

欧州連合(EU)域内での販売・流通において有害6物質の使用を禁止・制限する法規制(EU Directive 2011/65/EU)が施行されています。
有害6物質とは、鉛、カドミウム、水銀、六価クロム、ポリ臭化ビフェニール(PBB)、ポリ臭化ジフェニルエーテル(PBDE) を指します。
また、欧州RoHSは2019年7月22日に、フタル酸4物質が追加されます。
追加4物質とは、4つのフタル酸エステル(DEHP、BBP、DBP、DIBP)を指します。

中国(China) RoHSとは

2007年3月1日に、中国国内で生産、販売または輸入された製品に対し電子情報製品汚染制御管理弁法(中国RoHS)が施行されました。
その後、2016年7月1日に改正・施行され、電器電子製品有害物質使用制限管理弁法(改正中国RoHS)となりました。
対象物質は欧州RoHSと同じ6物質であり、含有状況の標識表示と情報伝達義務を課したものです。

情報開示:欧州(EU) RoHS、中国(China) RoHS

当社各製品において、欧州(EU) RoHSについてはRoHS保証、中国(China) RoHS については含有情報の開示をしております。
各製品の情報、また不明な製品につきましては、弊社営業までお問い合わせ願います。

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*本ホームページの記載内容については、予告なく変更する場合がありますので予めご了承ください。


日本ではあまり馴染みの薄いものかもしれませんが、欧州などへ日本で生産した製品を輸出する場合に、環境へ有害な物質を製造過程で使用されていないかを規制し、規格で禁止されている物質だと分かってしまうと、RoHSの基準をもっていないと見なされ、輸出したものが通関を通らないことになります。
RoHSで禁止されている有害物質は、日本では特に禁止規定がない状態で製造することが可能です。
そのため、日本国内では販売できるが、欧州では販売できないといった状況が出てくることになります。
もし海外に製品を輸出する場合、こうした輸入国側の国際情報がとても重要となります。
規定に合格していれば、輸入国側も受け入れが行いやすくなります。
欧州や中国へ製品を輸出する場合、RoHSに登録されているものを使用するようにしましょう。

公式プレスリリースはこちら: 追加4物質を含む欧州Rohs規制(RoHS10)対応について