【マックス】狭い箇所でも作業可能な園芸用誘引結束機を販売開始

アーム高さを20mmスリム化
狭い場所での出し入れを容易にした
園芸用誘引結束機「楽らくテープナー HT-RS」を新発売

マックス株式会社(証券コード:6454)は、農作物の誘引結束作業を大幅に省力化する「テープナー」シリーズに、従来機※の軽とじ・軽量による使いやすさはそのままに、アーム高さを20mm、ハンドル高さを4mmスリム化した園芸用誘引結束機「楽らくテープナー HT-RS」を9月25日より発売します。
誘引箇所が狭いキュウリのネット誘引作業や、ブドウ・キウイフルーツなどの新梢誘引作業に最適です。
希望小売価格は9,800円(+税)で、全国のJA、種苗店、園芸店、資材店などを通じて販売します。

【開発の背景】

「テープナー」は、茎やつるを支柱や番線に、テープを回して片手でホッチキスどめする機械です。
1969年に当社が世界で初めて製品化し、日本のブドウ農家への普及率は高く、近年ではフランス、ドイツをはじめとしたヨーロッパやアメリカ、韓国などでも使用されています。
開発される以前は、茎や新梢を、藁や針金、ひも等で棚や支柱に1本1本手作業で縛っていたため、誘引期間内に多くの結束作業をするためには、大変な労力が必要でした。「テープナー」の発売により、作業スピードは3~5倍に向上し、疲労の軽減や大幅な省力化を実現しました。
2017年2月に発売した「HT-R」は、とじ荷重を約50%、本体質量を約20%軽くしたことで、上を向いて行う作業でも腕への負担が軽減し、また、テープ装填カバーの開閉部の耐久性や装填のしやすさを向上したことで好評をいただいております。
今回発売する「HT-RS」は、「狭いところの作業も多いのでよりスリムなものが欲しい」「女性でも握りやすいハンドルならもっと便利」などのユーザーからの要望に応え、従来機で好評の機能はそのままに、アーム高さを20mm、ハンドル高さを4mmスリム化し、狭いところでの作業や女性など手の小さいユーザーにとっての利便性を向上しました。
テープナー用テープは、作物によって誘引する強度を調整できるよう厚みの異なる「テープ」や、日光を浴びることで一定時期まで強度が増し、その後時間の経過とともに劣化し、収穫後には簡単に取り外しできる「光分解テープ」などをラインアップしています。
※2017年2月発売 「楽らくテープナー HT-R」


ブドウの袋掛けやキュウリのつるをネットに固定する際に使用されている結束テープを効率的に自動で巻き付ける誘引結束機が、アームを20mmスリムにして狭い所でも作業が可能な製品として、新発売されます。
誘引結束機は、1969年にマックスが世界で初めて製品化をして、ブドウの生産のさかんなフランスなどでも農作業用品として使用されています。
その当時から、改良を重ねてきた商品となり、アームのスリム化の他には、本体質量の軽量化や閉じるときの力の入れ加減を軽くする措置など、多くの改良が重ねられています。
結束用のテープにも光に一定期間当たることで、収穫時にはテープの張りが弱くなる光分解テープも開発され、農作業は日々効率化されています。

公式プレスリリースはこちら: 園芸用誘引結束機「楽らくテープナー HT-RS」新発売