【サンワサプライ】従来比4倍の高速アクセスが可能なUSB-RS232Cコンバータを販売開始

従来製品より約4倍高速なデータ転送ができるUSB-RS232Cコンバータを発売

サンワサプライ株式会社(本社:岡山市北区田町1-10-1、代表取締役社長 山田哲也)は、従来製品の約4倍速い最大921.6kbpsの高速データ転送に対応するUSB-RS232Cコンバータ「USB-CVRS9H」「USB-CVRS9H-10」を発売しました。

製品品番 標準価格
USB-CVRS9H ¥6,804(税抜き ¥6,300)


USB-CVRS9H-10 ¥8,208(税抜き ¥7,600)


「USB-CVRS9H」は、高速データ通信に対応したUSB-RS232Cコンバータです。
産業用機械などに使用されているRS-232Cインターフェースを持つ機器を、USBを持つパソコンと接続できます。最大921.6kbpsでのデータ通信に対応しており、従来製品の230kbpsと比較して約4倍速くデータ通信が行なえるため、高速通信対応のRS-232C機器とパソコンとの接続に最適です。

RS-232Cで使用されているD-sub9pinコネクタからUSB Aコネクタに変換します。本体内には512バイトのバッファを内蔵しており、シリアルバッファのオーバーフローを防ぎます。Windows 10・8.1・8などの各OSに対応しており、最新のパソコンでもRS-232C機器を使用できるようになります。
ケーブルの長さが異なる0.3mと1mの2種類をバリエーションとしてご用意しております。


USB-CVRS9H(0.3m)


USB-CVRS9H-10(1m)


Windows10がリリースされて、パソコンとデバイスの端子もUSB接続やLAN接続やワイヤレス接続がメインとなっております。
しかし、産業機械や専門的な機器、少し古い機器との接続には未だにRS-232Cでの接続を行う場合も少なくありません。
そんな際に活躍してくれるのがRS232C接続端子をUSB接続端子に変換してくれるUSB-RS232Cコンバータです。
サンワサプライでは、このUSB-RS232Cコンバータでの通信を従来の4倍の速度で行える新製品を発売します。

RS232C通信自体は現在のUSB通信が始まるずっと前の規格の接続方法ですので高速通信は必要ないのですが、パソコンなどの機器が現在の通信に対応してしまっているため、遅いRS232C通信では、早すぎる通信データを上手く送信できずエラーが発生する頻度が高くなってしまっています。
このため、データを一時的に蓄積するバッファをコンバータ本体内に内蔵し、データのオーバーフローを防ぎます。
これにより、パソコン側のデータ送信速度を保ったまま、エラーの少ない高速通信が可能となっております。