TOA株式会社は、AHDカメラなどのアナログカメラの映像を、ネットワークカメラシステムの映像として伝送でき、ネットワーク上のパソコンなどで監視することが可能になる、『多機能ドライブユニット』および『マルチビデオエンコーダー』を販売しています。
また、N-V5020-1では、パソコンなどのHDMI信号も変換でき、ネットワークカメラと同じ映像信号として伝送することが可能となります。ネットワークレコーダーに接続すれば、これらの映像の長時間録画も可能です。
主な活用例
- 既設AHD/NTSCカメラシステムを、手軽にネットワークカメラシステムにリプレイス・統合
- 工場において、設備管理や運用に用いるパソコン画面をカメラ映像と紐づけし、品質向上にお役立ち
- エレベーター内のようにネットワークカメラでは対応が困難な箇所にピンポイント対応
- LANケーブルでは接続が困難な長距離エリア(最大800m(※1))にあるカメラと接続
商品の特長
1. AHD / NTSCカメラの映像を手軽に変換、AHDはフルHDで伝送
AHDカメラやNTSCカメラの映像信号をネットワークカメラシステム用の信号に変換できます。AHDカメラと組み合わせた場合は、フルHDの高画質映像を伝送できます。また、N-V5050P1は、カメラドライブユニットを内蔵しており、TOA製のAHDカメラやCVカメラと同軸ケーブル1本で接続し、映像伝送と電源供給を行えます。既設CVカメラシステムをネットワークカメラシステムへリプレイスする際や、配線の都合でネットワークカメラの導入が困難な箇所の録画を高画質化する際に役立ちます。
2. HDMIによる映像信号の取り込みが可能(N-V5020-1のみ)
N-V5020-1では、作業用パソコンやサイネージのHDMI映像信号をネットワークカメラシステム上に取り込むことができます。これにより、監視カメラの映像との同時分割表示や同期録画ができるので、作業現場のモニタリングやトラブル発生時の原因追跡、トレーサビリティの確保、作業効率化を目的とした振り返りなど、防犯用途以外にも役立ちます。