もえの展示会レポート【20】ウシオライティング株式会社「CHRISTIE新製品内覧会」に行ってきました!

2019年4月24日(水)、25日(木)に開催されていました、ウシオライティング株式会社様主催の「CHRISTIE新製品内覧会」に行ってきました!!

CHRISTIE(クリスティ)は、プロジェクタとオーディオを統合したビジネス、エンターテイメント、産業向けソリューションを提供する世界的なブランドです。
CHRISTIEの製品は、ヤフオクドームや舞鶴赤レンガ倉庫、広島東照宮でのプロジェクションマッピングから結婚式場での映像演出など様々な場面で使用されています。

今回の内覧会では、主に今年1月に国内で販売が開始された新製品が展示されており、世界初、RGBピュアレーザー光源を使用したオールインワンプロジェクターを使用した投影や様々な新製品の性能を体感することができました。

青色レーザーと蛍光体を使用して鮮やかな映像を投影
Christie HS Series/4K10-HS


Christie HS Series

Christie HS Seriesはイベントやレンタルステージ、会議室や大ホールに適した大きさのレーザープロジェクタです。13,000ルーメンの高輝度なので、照明を落とさずに鮮明な映像を必要とする場合に最適です。1万ルーメンを越えるレーザー機としてはコンパクトで、静かに作動するため、視聴者の邪魔をしません。

Christie HS Seriesで映し出した映像

青色レーザー光を蛍光体に当てることで発生する白色光の中から、赤・緑・黄色・青の光を取り出すという方式を利用しています。しかし、この方法だと赤色を出すことが難しくどうしても弱くなってしまうそうなのですが、「Christie BoldColor Technology」というクリスティ独自の技術を実装することで、赤色も綺麗に出すことができ美しい発色の映像を作り出すことができます。


4K10-HS

先ほどと同じ原理を利用している4K10-HSという製品。こちらは、4K-UHDという解像度で10,000ルーメンの明るさを実現しました。高画質で色鮮やかな映像と、迅速かつ容易に複数のプロジェクタのブレンディングができるソフトウェアChristie Twist™を搭載した最新モデルだそうです。

4K10-HSで映し出した映像

高輝度RGBピュアレーザーで圧倒的な美しい映像を実現
D4K40-RGB

D4K40-RGB

Christie RealLaser™光源TruLife™Electronicsという技術を搭載し、40,000ANSIの高輝度と圧倒的な描写力を誇る、大規模キャンバスへの投影に最適設計されたプロジェクタ。
外部冷却装置、レーザ光源用ラック、台座などの要素が、筐体に全て組み込まれたオールインワン設計です。
高輝度なRGBピュアレーザーを使用することで、これまでにない鮮やかな映像を投影することができます。特に赤色が従来のものに比べてはっきりと映ります。
会場では、通常の同じ規模のプロジェクタの映像と比較して見ることができました。

左が従来のもの、右がD4K40-RGB

右側がD4K40-RGBです。写真で見てもわかるように、左の映像の赤色は少し黄色がかっていますが、右側のD4K40-RGBの映像は赤色が綺麗に映っています。
実際に見ると映像の綺麗さにとても感動するので、機会があれば是非、生で見て欲しいなと思います。