ファイヤーレスジョイント FJが日本銅センター規格JCDA0012の認証を取得しました
ファイヤーレスジョイント FJが日本銅センター規格JCDA0012(冷媒用銅及び銅合金管に用いる機械的管継手)の認証を取得しました。
冷媒用機械的管継手規格JCDA0012が国交省監修・公共建築改修工事標準仕様書に掲載されました。
日本銅センター規格JCDA0012「冷媒用銅及び銅合金管に用いる機械的管継手」が国土交通省官庁営繕部監修・公共建築改修工事標準仕様書(機械設備工事編)
平成31年版に掲載されました。また、下記の管継手について規格認証を行いました。(申請受付順)
- 東尾メック株式会社(ナット式・非金属シーリング型と金属シーリング型)
- オーケー器材株式会社(ナット式・金属シーリング型)
- 東洋フイツテング株式会社(プレス式・非金属シーリング型)
- 因幡電機産業株式会社(ナット式・金属シーリング型)
管継手の詳細は各継手メーカーにお問合せ下さい。
日本銅センター 仙田
因幡電工の空調機の冷媒配管用ジョイント「ファイヤーレスジョイントFJ」が国土交通省の公共建築改修工事の標準仕様書に掲載されました。
今までは空調機の冷媒配管の補修や配管延長には銅配管同士を接続するのにガスによる溶接を行っていました。これは火気を使用するため施工箇所が限られてしまい作業効率が悪く、作業時の危険も生じます。また、銅配管同士の接続に冷媒漏れを行さないよう溶接する熟練の技術も必要となります。
こうした難易度の高い作業は人手不足の現在では非常に不利な作業となります。老朽化による改修工事ではそこまで大きな費用はかけられない場合も多く、工事を行う上での問題ともなる可能性があります。
因幡電工のファイヤーレスジョイントは冷媒配管同士の接続を、電線管をジョイントするような形で接続することができる部品です。
ファイヤーレスジョイントは以前から販売されていたのですが、国交省の標準仕様書に掲載され、正式に技術認定された形になります。
便利で丈夫でも技術基準を満たしていないというような形ではなくなったということになります。こうした作業効率化を行う部品や工具はこれからも進化し続けていくと思われます。
公式プレスリリースはこちら: ファイヤーレスジョイント FJが日本銅センター規格JCDA0012の認証を取得しました