【東芝テック】物流向けRFIDパッケージシステムを販売開始

物流センター向けRFIDパッケージシステム「RFLogispert」の発売について

~物流業務の効率化に必要な機能が凝縮されたRFIDパッケージシステム~

東芝テック株式会社は、物流センター業務の「入荷、出荷」に対応したRFIDサーバとRFIDハンディを操作する端末アプリをワンセットにしたRFIDパッケージシステム「RFLogispert(アールエフロジスパート)」を2019年2月25日から発売します。

背景

国内の物流、小売りなどの現場では人手不足などによりRFIDを活用した業務の効率化が求められています。しかし、現在の物流センターで使用されているシステムの多くはバーコードを前提としているため、既存システムへのRFID導入がスムーズに進まないことが課題となっています。
このような課題を解決するため東芝テックは、サプライチェーン全体で、RFID活用を推進していく中で培ったさまざまな知見を活かし、物流センター向けRFIDパッケージシステム「RFLogispert」を開発しました。

本製品は、様々なRFID機器と連携が可能です。
物流向けのRFID機器として現在注目されている、RFIDタグを一括で読み取り入出荷業務を効率化する、自動搬送型RFIDトンネル式ゲートなどとも今後連携し更なる業務効率化を実現します。
また、すでに幅広い小売業様へ導入頂いている、店舗向けRFIDパッケージシステム「RFMeister」と連携させることで、物流から小売りまで一貫したRFIDシステムによる効率化も実現します。

「RFLogispert」の特長

  • 既存物流システムとの高い親和性
    WMS※(庫内管理システム)など既存物流システムとの親和性が高く、開発から導入までの時間と費用を削減できます。
  • 操作性の高いアプリケーション
    簡単操作で物流業務のRFID化を実現します。
  • 入出荷業務における標準化を実現
    現状の煩雑化している業務の標準化を実現します。
    今後は棚卸・ピッキング・探索機能を段階的に搭載する予定です。

※WMS:Warehouse Management System

東芝テックは、RFIDハードウェアやソフトウェアに加えて、システムに最適なRFIDタグを提供することでサプライチェーン全体でワンストップソリューションの実現を目指します。

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RFIDによる生産者から物流、小売店舗までの一元的な流通管理が物流業界を劇的に効率化するということが言われて久しいですが、現在も導入段階から普及段階へと移行するにはまだまだ時間がかかる可能性があります。
その原因の一つとして、物流を一元的に管理できるシステムの導入には費用がかかり、多くの物流会社にその資金が出せないところにあると言われています。
東芝テックのRFIDを用いた物流管理システムも多くの設備投資を必要とし、効率化が図られる代わりに多額の費用がかかると考えられます。
物流に関しても、人手不足による人材確保が困難となっていく状況は他業界と同様です。
この機に電気工事を行っている物流関連の顧客にRFIDによる一元管理システムを提案するということも、今後のことを考慮すれば必要なことではないかと考えます。

公式プレスリリースはこちら: 物流センター向けRFIDパッケージシステム「RFLogispert」の発売について