【ダイキン工業】「住宅内の空気の困りごと」と 「部屋干し」に関する実態調査

共働き核家族世帯の男女対象
困りごとのトップは『結露』

ダイキン工業はこのほど、首都圏在住の共働き核家族世帯の男女400人を対象に「住宅内の空気の困りごと」と「部屋干し」に関する実態調査を実施し、その結果を公表した。


年間では「梅雨」が最も不快

部屋干しで困ることは「場所をとる」

住宅内の空気に関する困りごとについては、具体的な困りごととしては「結露」がもっとも多く(24.8%)、次いで「温度差」(17.0%)、「乾燥」(15.5%)、「湿気がたまりやすい」(14.0%)、「カビ」(11.3%)と続く(図1)。

住宅内空気の季節ごとの快適度・不快度については、年間を通じてもっとも不快に感じるのは「梅雨」(62.6%)で、暑い夏や寒い冬よりも不快度が大きくなっている(図2)。

洗濯物の部屋干しの実施状況については、「毎回部屋干ししている」世帯は約2割(22.8%)だったが、雨の日など「状況に応じて部屋干しすることがある」世帯は6割を超えた(図3)。

住宅内のどの空間で部屋干しが行われているのかについては、長時間過ごす生活の中心ともいえる「リビング」(46.6%)がもっとも多く、次いで「空き部屋」(22.7%)、「寝室」(21.5%)、「浴室」(19.8%)と続く(図4)。

部屋干しをする時に気になることや困っていることについては、もっとも多かったのが「場所をとる」(41.6%)で、「カラッと乾かない」(41.3%)、「洗濯物が臭くなる」(38.3%)、「時間がかかる」(37.5%)、「部屋がジメジメする」(32.4%)と続く(図5)。

部屋干し時に工夫していることについては、4人に1人が「何もしていない」(23.9%)と回答した。

部屋干しに対する満足度について聞いたところ、「まったく満足していない」と「あまり満足していない」を合わせた「部屋干し不満足率」は5割(53.4%)を超えた(図7)。

電材流通新聞2019年7月3日号掲載