8万1541戸(前年同月比0.3%増)
季節調整済年率換算値
92万2000戸(前月比2.4%増)
国土交通省はこのほど、6月度の新設住宅着工戸数を発表した。それによると、貸家は減少したが、持ち家及び分譲住宅が増加したため、全体で前年同月比0.3%の増加となった。季節調整済年率換算値では、前月比2.4%の増加となった。
総戸数
全国の総戸数は前年同月比0.3%増の8万1541戸で、3カ月ぶりの増加となった。
新設住宅着工床面積は、前年同月比5.2%増の684万9千平方㍍で、3カ月ぶりの増加となった。
季節調整済年率換算値は、前月比2.4%増の92万2千戸で、3カ月ぶりの増加となった。
利用関係別戸数
①持ち家
前年同月比12.9%増の2万8394戸で9カ月連続の増加。
民間資金による持ち家は同13.2%増の2万5380戸で12カ月連続の増加で、公的資金による持ち家は同10.2%増の3014戸で2カ月ぶりの増加。
民間資金による持ち家が増加し、公的資金による持ち家も増加したため、持ち家全体で増加となった。
②貸家
前年同月比12.2%減の3万645戸で10カ月連続の減少。民間資金による貸家は同10.4%減の2万7914戸で25カ月連続の減少で、公的資金による貸家は同27.1%減の2731戸で先月の増加から再びの減少。
民間資金による貸家が減少し、公的資金による貸家も減少したため、貸家全体で減少となった。
③分譲住宅
前年同月比7.8%増の2万1870戸で3カ月ぶりの増加。
内訳でみると、マンションは同4.2%増の8597戸で3カ月ぶりの増加で、一戸建は同10.0%増の1万3096戸で先月の減少から再びの増加。
マンションが増加し、一戸建住宅も増加したため、分譲住宅全体で増加となった。
建築工法別
プレハブは前年同月比8.9%増の1万2867戸で先月の減少から再びの増加、ツーバイフォーは同0.6%減の1万27戸で3カ月連続の減少。