「Society 5.0」実現目指す産業・業種の革新技術が集結 『CEATEC JAPAN 2019』 

出展者の最新動向を「見て・聴いて・体験する」場を提供
10月15日から4日間、千葉・幕張メッセで開催

経済発展と社会的課題の解決を両立する「Society 5.0」の実現を目指すあらゆる産業・業種の革新技術が集結するCPS/IoT総合展「CEATEC JAPAN 2019」が10月15~18日の4日間、千葉市の幕張メッセで開催される。“つながる社会、共創する未来”をテーマに、有力メーカーが最先端の製品を展示し、約15万人の幅広い産業のフロントランナーが集結する。

「CEATEC JAPAN」は、1958年に「テレビ・ラジオパーツショー」として開催され、「CEATEC JAPAN」への改称から今年で20回目となる。
昨今は「Society 5.0」の実現に貢献すべく、従来の家電見本市からCPS/IoTの総合展への変革を進めている。
今回のテーマは、「つながる社会、共創する未来」。「Society 5.0」実現のためには政策・産業・技術を連携して業種・業界の垣根を超えた共創が求められるが、新しいイノベーションやテクノロジーによって実現する未来に向けた出展者のメッセージや最新動向を「見て・聴いて・体験する」場を提供する。
展示構成は、「Society 5.0 TOWN」「Co-Creation PARK」「スタートアップ&ユニバーシティゾーン」「グローバルパビリオンゾーン」の4つに区分し、来場者の見学効率を向上させる。
「CEATEC AWARD 2019」では、展示される技術・製品・サービス等のなかから学術的・技術的観点、市場性や将来性等の視点からイノベーション性が高く優れていると評価できるものを審査・選考し、表彰する。
また、基調講演では、ANAホールディングスの片野坂真哉社長、JTBの田川博己会長、メディアアーティストの落合陽一氏、竹中工務店の佐々木正人社長、湯﨑英彦広島県知事らを講師に迎える。

電材流通新聞2019年8月8日号掲載