日本電気協会、全日本電気工事業工業組合連合会など7団体で構成する「電気保安・電気工事業界の認知度向上・入職促進に向けた協議会」はこのほど、電気に関心のない若者層をメインターゲットに業界認知から入職へつなげるためのウェブサイト「Watt Magazine」を開設した。
「電気保安・電気工事業界の認知度向上・入職促進に向けた協議会」は、電気主任技術者と電気工事士の人材確保に業界横断で取り組むべく7月に設置された。協議会には日本電気協会(事務局担当)、全日電工連、全国電気管理技術者協会連合会、送電線建設技術研究会、電気技術者試験センター、電気事業連合会、電気保安協会全国連絡会、電気保安協会全国連絡会の7団体が参加。経済産業省もオブザーバーとして参加している。
今回のホームページ開設について同協議会は、「入職者が電気保安・電気工事業務を認知したきっかけのほとんどが親族等の身近な存在で一般的な認知度が低い。電気保安人材の将来的な不足が懸念されるなかで一般層の求人応募を促す取組みが必要となっている。『電気』を意識していない層の関心を集めて各団体のホームページへ誘導したい」としている。
今後は動画配信などコンテンツを順次拡充するとともに、SNSも活用することで一般層の業界認知度向上をはかる。
□「Watt Magazine」URL
http://watt-mag.jp
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