11月 近畿地区6府県の公共工事動向

件数微減も請負金額大幅増

西日本建設業保証はこのほど、令和元年11月の近畿地区6府県の公共工事動向を発表した。

 11月単月 

件数は前年同月比2.9%減の2059件、請負金額は同43.3%増の1288億4600万円となり、件数は微減、請負金額は大幅増となった。
これを発注者別の請負金額でみると、国で大幅減となったものの、その他公共的団体で著増、市町村、府県、独立行政法人等で大幅増となった。
府県別でみると、件数は奈良、兵庫以外の4府県でプラス成長、請負金額は京都以外の5府県でプラス成長となった。

 11月累計 (平成31年4月―令和元年11月)

件数は前年同期比4.5%増の1万5955件、請負金額は同18.3%増の1兆1237億6200万円となり、件数は増加、請負金額は2ケタ増となった。
これを発注者別の請負金額でみると、独立行政法人等、その他公共的団体で大幅増、市町村、府県、国で2ケタ増となった。
府県別でみると、件数は滋賀、奈良以外の4府県でプラス成長、請負金額は全6府県でプラス成長となった。

電材流通新聞2020年1月10日号掲載