【日東工業】名古屋工場を移転 ~創業の地愛知瀬戸市に ふたたび生産拠点を~

2024年3月稼働目指す

日東工業はこのほど、愛知県瀬戸市と瀬戸市土地開発公社が進出希望企業を公募していた、産業拠点創出整備事業の進出企業に選定され、瀬戸市土地開発公社と土地取得に関する協議書等を締結した。

今回の土地取得は、配電盤関連製造事業における生産体制の整備拡充および老朽化が進む本社敷地内に併設する名古屋工場(長久手市)の移転を目的としており、同社創業の地である瀬戸市にふたたび生産拠点を構えることとなる。 取得した用地は瀬戸市八床町のゴルフ場跡地で広さは約25万平方㍍、取得予定額は15億5千万円。2024年3月の稼働を目指して建設が進められるが、新工場完成後も営業部門や開発部門など本社機能は現在の長久手市に残す。 現在、瀬戸市土地開発公社と新工場用地取得に向けて協議が進められており、今月下旬に本契約を締結する予定となっている。

電材流通新聞2020年2月6日号掲載