テキスタイル物流の新センターに、
「EVE」物流ロボットシステムとチルトトレイ式仕分け装置「つばきリニソートS-E」を
連携した国内初の物流システムを構築1.はじめに
テキスタイル物流株式会社(本社:岡山県倉敷市、代表取締役社長:髙杉 恭一郎)と協栄産業株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平澤 潤)並びに株式会社椿本チエイン(本社:大阪市北区、代表取締役社長:大原 靖、以下「椿本チエイン」)は、テキスタイル物流が新設する大型総合サービスセンターに、国内初となる新物流システムの構築をしました。
2.大型総合サービスセンターについて
テキスタイル物流は、繊維製品、生地等の保管、入出荷、二次加工、企画、OEMを主な事業内容とし、クリーニング工場、加工工場を併設した延床面積15,000㎡の大型総合サービスセンターを建設し、繊維品に特化したEC物流事業を行う。同センターは2021年1月竣工予定。
3.新物流システムについて
本システムは、ギークプラス社製 物流ロボット「EVE」88台、保管棚2,000基からなる大規模ピッキングシステムと、10,000個/時の仕分能力を持つ椿本チエイン社製 チルトトレイ式仕分け装置「リニソートS-E」を連携することにより、作業者は倉庫内を歩くことなく商品をピッキング、自動で配送先別に仕分けることができます。
本システムの導入により、通常100人規模で行う出荷業務を20人に省人化。通常時70,000点/日の製品出荷を実現します。
棚搬送ロボットピッキングシステムと高能力ピース仕分け装置の連携は国内初、「EVE」と「リニソートS-E」、2つのシステムが連携することにより、さらなる自動化・省力化を実現します。
現在、新型コロナウイルスの影響で通販の利用が増加する中、物流施設内でのフィジカルディスタンスの確保をはじめ、さまざまな課題解決に貢献していきます。
公式プレスリリースはこちら: ロボットと「つばきリニソートS-E」の連携で 物流施設の大幅省人化・省力化を実現