東芝テック株式会社は、梱包したRFタグ付きの商品が積載されたカゴ車やハンガーラックを通過させるだけで、検品のできる「ウォークスルーショート型RFIDトンネル式ゲート:WG-900」を開発し、2020年10月より物流センターなどのさまざまな市場へ販売を開始いたします。
背景
国内の物流、小売りなどの現場では人手不足により業務の効率化が求められています。一般的に検品作業では対象商品の梱包を開封し、商品のバーコードタグを一つ一つ読み取るため時間がかかっておりました。このような課題を、RFIDの導入により解決しようとする動きが業界で加速しています。
開梱せずに中の商品情報を読み取れることがRFIDの特長の一つですが現場では更なる効率化が求められています。効果
従来、検品作業では対象商品の梱包を開封し、商品のバーコードタグを一つ一つ読み取るため、膨大な時間と作業者の負荷がかかっておりました。ウォークスルーショート型RFIDトンネル式ゲートは、商品を梱包した複数の段ボールをカゴ車に搭載したまま通過させるだけでまとめて瞬時に読み取ることができるため、作業時間の短縮、生産性の向上が見込めます。
主な特長
1.読み過ぎを抑えつつ、ゲートを通過したものは確実に読み取り
読み過ぎを抑えた設計のため、周りの対象外のRFタグを読まずにゲートを通過したものだけ読み取ることが可能で導入・運用時のトラブルを軽減できます。2.設置しやすいコンパクト設計
設置面積を抑えた設計のため、設置しやすくなりました。3.移動可能なキャスタ付き
移動可能なキャスタ付きのため、使用したい場所へ移動させてご使用いただけます。4.RFLogispertと連携が可能
物流業務の効率化に貢献するRFIDパッケージシステムRFLogispertと連携することでシームレスな管理が可能となります。発売概要
◇商品名 :ウォークスルーショート型RFIDトンネル式ゲート:WG-900
◇発売日 :2020年10月1日(木)
◇価格 :オープンプライス
◇発売地域 :国内
◇販売予定数 :200台/4年間
◇販売ターゲット:物流業、製造業
公式プレスリリースはこちら: 「ウォークスルーショート型RFIDトンネル式ゲート:WG-900」を発売