国交省 1級電気通信工事施工管理技術検定試験「学科試験」の結果を発表

受験者数は8 532人、合格率49.1%

国交省は、9月13 日に1級電気通信工事施工管理技術検定試験「学科試験」を実施し、10 月15 日に合格者を発表した。

●試験結果
試験結果は第1表のとおり。合格基準は60 問中36 問以上の正解である。
受験者数は8 532 人となり、新型コロナウイルスの影響か、昨年度よりも約5 000 人の減少となった。
合格者数は4 190 人、合格率は49.1 %となり、昨年度よりも6%高い結果となった。
なお、学科試験合格者については、12 月6 日に実施される実地試験に合格すると1級電気通信工事施工管理技士の称号が付与され、現場の監理技術者や主任技術者等として職務を行うことができるようになる。

●合格者の属性
合格者の主な属性は、男女比率、年齢別、勤務先別にみると下記のとおりとなる。

① 男女比率
男女比率は男性99.1 %、女性0.9 %(昨年度0.6 %)となり、ほかの技術検定同様に女性が圧倒的に少ない。
② 年齢別
40 代がほぼ半数を占める結果となり、昨年度とほぼ同じ割合となった(第1図)。
③ 勤務先別
建設業が96.1 %と大半を占め、建設コンサルタントや官公庁等は1%以下となり、昨年度とほぼ同じ割合である。

電材流通新聞2020年10月22日号掲載