(一財)電気技術者試験センター 令和2年度 第二種(下期)、第一種電気工事士 筆記試験の結果

(一財)電気技術者試験センターは11 月13 日、20 日に、令和2年度第二種電気工事士(下期)および第一種電気工事士の筆記試験の結果を発表した。

●第二種(下期)筆記試験の結果
第二種電気工事士(下期)の筆記試験(10月4日)の受験者数は104,883 人であった。前年度下期の47,200 人よりも多いが、これは新型コロナウイルスの関係で中止となった上期筆記試験(5月31日)の振り替え分も含まれているためだ。
上期と下期を合算した人数で比較すると、前年度よりも約2万人減少している。
なお、新型コロナウイルスの影響により、従来は午前に実施していた試験を午前の部と午後の部に受験者を分けて実施された。
合格基準点は60 点以上と決定された。その結果、65,114人が合格して合格率は62.1 %となり、例年よりもやや高い結果となった(前年度の合格率58.5 %)。

●第一種 筆記試験の結果
第一種電気工事士の筆記試験(10月4日)の受験者数は30,520 人であった。前年度より約7,000 人減少。合格基準点は60 点以上と決定された。その結果、15,876 人が合格して合格率は52.0 %となった(前年度の合格率54.1 %)。

オーム社「電気と工事」2021年1月号掲載