【星和電機株式会社】磁界シールドシートの発売について

星和電機株式会社は、<EMISTAR>シリーズの新ラインアップとして、磁界シールドシート「E10NA」シリーズを発売いたしました。

磁界シールドシート「E10NA」シリーズは、高透磁率のナノ結晶磁性材料を用いることで、従来の鋼板等の金属を用いたシールドと比較して、薄型(製品厚み 0.076mmと0.122mmの2機種)、軽量で、柔軟性があり切断や取り付けが容易に行えます。
Hz帯域~kHz帯域の磁界ノイズに高いシールド効果を有しており、従来の鋼板等の金属を用いたシールドと積層することで、より高いシールド効果を得ることができます。


Hz 帯域から kHz 帯域の磁界ノイズ対策が可能な磁界シールドシートを発売

星和電機株式会社は 1997 年以来、ノイズ対策製品の開発・製造・技術支援を行ってまいりました。

長年にわたり蓄積された技術を活用し、ノイズ対策製品<EMISTAR>※シリーズの新ラインアップとして、2020 年 12 月に磁界シールドシート「E10NA」シリーズを発売いたしました。

自動車の EV・HV 化や太陽光発電、パワーコンディショナーの普及にともない、磁界ノイズによる障害も増加してきました。磁界ノイズは、センサーや制御機器等の動作不良や誤作動、人体への健康被害を引き起こす要因となっており、近年、対策需要が高まってきております。

磁界シールドシート「E10NA」シリーズは、高透磁率のナノ結晶磁性材料を用いることで、従来の鋼板等の金属を用いたシールドと比較して、薄型(製品厚み 0.076mm と 0.122mm の 2 機種)、軽量で、柔軟性があり切断や取り付けが容易に行えます。

Hz 帯域~kHz 帯域の磁界ノイズに高いシールド効果を有しており、従来の鋼板等の金属を用いたシー
ルドと積層することで、より高いシールド効果を得ることができます。

今後も星和電機はノイズ対策のノウハウや、車載機器のエミッション試験も可能な 3m法対応電波暗室、40GHz まで測定可能な 10m法対応電波暗室(2021 年 5 月運用開始予定)などの充実した設備を活用し、新製品開発に取り組むとともにお客様のニーズにお応えした製品をご提供してまいります。

EMISTAR:星和電機株式会社のノイズ対策製品(EMC製品)の総称です。

特長

①Hz 帯域~kHz 帯域の磁界ノイズに高いシールド効果を有しています。
積層品はより高いシールド効果を得ることができます。

  • 2mm 厚 鋼板(SPCC)
  • E10NA010
  • E10NA010+2mm 厚 鋼板(SPCC)

②薄型・軽量で柔軟性があり、切断や取り付けが容易に行えます。
(両面テープで取り付けが可能)

③広い温度範囲(-40℃~85℃)で安定した性能を保ち、温度の影響を受けにくい。

製品バリエーション

形番 寸法(mm)
製品厚み 長さ
E10NA005 142 0.076 1ロール200m
E10NA010 142 0.122 1ロール100m

仕様

  • 材料 ナノ結晶磁性材料
  • 透磁率(100kHz) 10,000
  • 最大透磁率(μ max) 70,000
  • 飽和磁束密度(T) 1,2
  • 使用温度範囲(℃) -40~85℃

発売日

2020 年 12 月 10 日より発売

希望小売価格(税抜)

オープン価格

初年度販売目標数量

10,000ⅿ


公式プレスリリースはこちら: 磁界シールドシートの発売について