CEATEC 2021 オンラインのみで開催

電子情報技術産業協会(JEITA)はこのほど、10月19日〜22日に開催予定の「CEATEC 2021」について当初予定していた幕張メッセとオンラインを組み合わせた開催形式から変更し、オンラインのみで開催することを決定した。首都圏における緊急事態宣言等が今月20日まで延長されたことを受け、来場者・関係者の安全を最優先に考慮し、幕張メッセで積極的な交流をはかる環境を用意することがむずかしいと判断した。
CEATECは昨年、初めて完全オンラインで開催し、延べ15万人以上が来場した。今年は、来場者と出展者とのコミュニケーションをより拡充した形でニューノーマル社会の未来を考え、ともに歩み、テクノロジーを活用した共創を実現するための企画をオンラインプラットフォームで展開する。
JEITAは、オンラインのみでの開催となったことについて「ニューノーマル社会を見据えたうえでリアル開催の優位性をも取り込む新たなオンライン開催に重点を置き、『ニューノーマル社会と共に歩むCEATEC』としたい」としている。

電材流通新聞2021年6月24日号掲載