DXアンテナ株式会社(兵庫県神戸市:代表取締役社長 長代輝彦)は、業界トップクラスの実力(※1)の強風対策を施した「50形BS・110度CSアンテナ(耐風速90m/s)」を7月20日に発売いたします。
本製品は、近年の異常気象にも注力し、安定した品質で受信・視聴できるよう強風対策を施した耐風速アンテナシリーズとしてご好評をいただいております、45形BS・110度CSアンテナ(耐風速70m/s)および75形BS・110度CSアンテナ(耐風速90m/s)に加え、今回新たに50形BS・110度CSアンテナ(耐風速90m/s)を発売いたしました。
これにより製品シリーズのアイテム数が増え、建物の大きさや使用地域の電波の強さによって最適な機種が選べるようになりました。本来、衛星放送は地上デジタル放送と違い、少しのBS・110度CSアンテナのずれでも受信障害が発生しやすく、自然災害・異常気象による台風や強風を受けてアンテナの方向ずれや変形が発生すると、焦点位置がずれてテレビが映らなくなります。
そのようなリスクを軽減するため、今回発売する「50形BS・110度CSアンテナ(耐風速90m/s)」では、現行機種(BC503S)からさらに耐風速性能を向上させました。これにより、台風や強風によるアンテナの回転や変形などのリスクが少なくなり、再方向調整工事などの手間が省け、コスト削減を実現します。
また、反射鏡面に複数の穴を開けることで、風が穴を通り抜けて風圧を軽減するパンチングメタル仕様を採用し(※2)、風速90m/s(※5)の風が吹いても、変形や破壊が起こりにくい設計になります。
さらに、強風によりアンテナ自体が左右に回転してテレビが映らなくなるというケースにも対応すべく、マスト押さえ金具を強固に固定することができるように、形状・板厚を改良しました。
くわえて、強風によるアームの歪みを避けるため、反射鏡とコンバーターアームの間に樹脂ブラケットを挿入し(※6)、より台風や強風にも耐えられるよう設計しました。これにより、風速50m/s(※3)までの風が吹いても安定した受信が可能になるとともに、50形の反射鏡にすることにより受信マージンが増加し、衛星からの電波が弱い地域では、大雨時でも45形に比べてより安定した衛星放送受信が可能となりました。
<製品の主な特長>
新4K8K衛星放送に対応
2K・4K・8Kすべてに対応。
反射鏡面に開けた複数の穴で風を逃がす(パンチングメタル仕様)(※2)ことで耐風速を強化
反射鏡面に複数の穴を開けることで、風が複数の穴を通り抜けるため、風圧が軽減でき、風速90m/s の風が吹いても、変形や破壊が起こりにくい設計。(※5)
マウント部を改良し、受信可能風速性能をアップ
マスト押さえ金具は歯形を2段から3段に増やし形状を改良し、強固に固定することで受信可能風速性能を風速50m/sへアップ。(※3)
アンテナの回転(左右)防止対策として、適合マスト径をΦ32~49mmに変更。コンバーターアームを改良し、受信レベルを安定させ耐風速を強化
コンバーターアームをボルト2箇所留めにしたほか、反射鏡との間を樹脂ブラケット(※6)により固定することで、上下・左右方向からの強風にも耐久する。風圧による振動を低減することで、焦点位置からのずれによる受信レベルの低下を防止。
SHマーク(スーパーハイビジョン受信マーク)登録済
BS・110度CS右左旋放送受信帯域に対応した機器のうち、一般社団法人 電子情報技術産業協会で審査・登録され、一定以上の性能を有するスーパーハイビジョン衛星放送受信に適した衛星アンテナ、受信システム機器として登録。
※ ベランダや鋼管柱に取り付ける場合、別売のMV30ZM、またはMV24ZMをご使用ください。
※1 2021年6月現在(当社調べ)
※2 パンチングメタル仕様、アンテナ意匠取得済。
※3 受信可能風速:アンテナに風圧を加えている間、電気的性能の劣化が許容範囲内であるときの最大風速。
※4 復元可能風速:アンテナに風圧が加わった後、アンテナの方向を再調整することによって、電気的性能を満足する最大風速。
※5 破壊風速:アンテナに風圧を加えている間、アンテナの一部または全部が飛散しない最大風速。
※6 樹脂ブラケット部 実用新案取得済。
※7 降雨減衰等による雨などの影響は軽減不可。品名:50形BS・110度CSアンテナ(耐風速90m/s)
型番:BC503SG
受注開始日:2021年7月20日
希望小売価格:オープン価格
公式プレスリリースはこちら: 業界トップクラスの実力(※1)! 「50形BS・110度CSアンテナ(耐風速90m/s)」を新発売 家庭用モデルを製品シリーズに追加しました