河村電器産業株式会社は複数台 EV充電を効率的にできる、スマート EV チャージシステム「wayEV(ウェイブ)」を販売しています。
背景
2021 年 1 月にカーボンニュートラル、脱炭素社会に向けて、2035 年までに新車販売で電動車 100%を実現すると発表しました。それに伴い、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド自動 車(PHV)など、電動車市場は拡大しています。しかし、充電設備の普及は進んでいるものの、生 活ライン上への設置は十分とは言えず、利用時の電欠不安は解消されていません。利用者が立 ち寄りやすい場所への充電設備の拡充が必要不可欠ですが、EV 充電設備の設置には受電設 備の増設や電力契約の大幅な変更が必要となり、コスト面で大きな負担がかかるので、設備導 入が停滞しています。
スマート EV チャージシステム「wayEV」は、高圧受電設備の余力に応じて給電量をコントロー ルすることで、より多くの充電設備を低コストで効率的に導入できる EV 充電器制御システムです。 このシステムは、JAXA のはやぶさの独立分散制御ロジックとカワムラ独自のテクノロジーを融合した 特許技術によって生まれました。EV 充電設備にかかるコスト面の負担を軽減することで、設備投 入を促進し、電欠不安を解消します。
導入しやすい3つの理由
①ランニングコストを節約
②電力契約の大幅変更が不要
③設備の改修が不要
使用場所一例
マンションオーナー
EV充電器の設置で物件の価値が上がり入居率がアップ。wayEVなら電力ピークの平準化によって契約電力を抑えられます。
企業・事業所
設置・増設がしやすいwayEVの導入によって社用車などの段階的なEVシフトが可能に。デマンド制御・時間帯別制御によって、ランニングコスト削減効果も。
ロードサイド店舗
滞在中の「ちょい足し充電」を見込んでの来客が増加。経路中のEV充電スポットとして認知され、収益機会がアップします。
観光地
「充電設備ありき」のEVユーザーから選ばれる人気の観光地に。wayEVならEV普及とともに段階的に増設していけます。
動画