因幡電機産業 メタグリーン発売開始 製造時のCO₂排出量は実質ゼロ

因幡電機産業は、樹脂製ケーブル保護管「メタグリーン」を6月から販売開始すると発表した。

2024年問題を控えた建設業界においては、人手不足や職人の高齢化が問題となっている。メタグリーンは、軽量かつ施工性に優れ、早く安全に作業ができる。また、カーボンニュートラル工場で製造され、製造時のCO₂排出量は実質ゼロとなっている。①鋼製管に比べ軽量(Eパイプの約1/3、Gパイプの約1/6)で、エレベータでも持ち運びが楽。②耐候性、耐食性に優れ、塩害地域でも使用可能。③自己消火性を有する難燃性能、④整直性に優れ、メタリックな外観と併せ、建物に調和しやすい、⑤一般的なパイプカッターで簡単に切断可能。付属のカップリングなどにワンタッチ接続。整直性のある直管とは別に、人力で曲げ加工が可能な「曲げ自在管」もラインナップ、といった特長を持つ。

外径と1本あたりの重量は23㎜(0・4㎏)~45・5㎜(1・0㎏)、1本の長さは2・5mとなっている。メタグリーン本体の他に、コネクタ、カップリング、ベース付サドル、ユニバーサルボックス、スリムサドルなどがラインナップされている。

電線新聞 4326号掲載