TRIFORAシリーズは、IPネットワーク経由で映像の監視や録画を行えるネットワークカメラシステムです。HTTP、RTMPなどのネットワークプロトコルにより外部機器と柔軟に連携できるため、防犯だけでなく、さまざまな用途に対応したソリューションを実現します。
今回発売したのは、カメラ最大8台の接続に対応したレコーダー2機種です。PoE＋対応のスイッチを内蔵しているため、本製品にカメラとモニターを直接接続するだけで簡単にシステムを構築できます。
また、ネットワークレコーダーとしては業界初（※）となる「PoEオートリブート機能」を搭載。PoEで給電している機器との通信が途切れた際に、給電を自動で停止・再開し機器を再起動させることで復旧を試みます。これにより、障害発生時のシステムのダウンタイムを最小限に抑え、監視システムの信頼性が向上します。さらに現場に技術者が駆けつける必要が減り、メンテナンスコストや時間を削減できます。
スマートフォンアプリ「TRIFORA Mobile」を使うことで、どこからでも現場の映像をリアルタイムにチェックすることもできます。※ 当社調べ
主な活用例
- ・幼稚園や保育園の不審者対策
- 職員室の限られたスペースにもレコーダーが設置可能
- ・マンション共用部のトラブル防止
- カメラ映像と同時に音声を記録することで住民トラブルを抑制
- ・多店舗チェーン店の一括管理
- TRIFORA Mobileを活用してスマートフォンから複数拠点を一括管理
- ・物流・製造業の生産性改善
- 作業映像の記録、IPオーディオと連携しリアルタイムに音声で連絡
発売商品
ネットワークレコーダー 8局PoEの主な特長
業界初！PoEオートリブート機能を搭載
ネットワークレコーダーとしては業界初となる「PoEオートリブート機能」を搭載。この機能は、PoEで電力を供給している機器（カメラ等）の状態を常にチェックし、通信が途絶えた場合には自動で電力供給を入り切りすることで機器を再起動します。オートリブートが発生するとメールで通知することも可能です。この機能により、監視システムのダウンタイムを最小限に抑え、信頼性を向上させます。さらに、現場に技術者が駆けつける必要が減るため、メンテナンスコストと対応時間の削減にも貢献します。
柔軟な設置オプション
PoE＋対応の8ポートスイッチを内蔵し、最大8台のネットワークカメラに電力を供給しながら映像と音声を記録できます。別売りの金具を使えば、EIA規格19インチラックに1Uサイズで設置が可能、さらに壁面に取り付けることも可能で狭いスペースにも対応します。シンプルなシステム構成で設置場所も選ばず、省スペース化を実現します。
直観的に進められる「かんたん設定」
電源を入れて画面表示に従うだけで基本的な初期設定が完了する「かんたん設定」を採用。カメラ接続から録画設定までワンストップで対応でき、施工業者のキッティングにかかる時間を大幅に短縮します。
幅広い用途に対応する拡張性
手軽かつシンプルな構成で幅広いソリューションを実現します。
【高度な監視システムを簡単に構築：「IPオーディオ」対応】
「IPオーディオ」の端末にもPoEで電力が供給できるため、カメラとスピーカーを組み合わせたシステムが手軽に構築できます。これにより、TRIFORAカメラに搭載されたAIセンシング機能と連動し、自動で侵入者に警告メッセージを流したり、危険な行為を注意したりするシステムを簡単に導入できます。防犯用途、労働安全、店舗運営などさまざまな場面で、お客さまのニーズに応えることができます。
【スマートフォンアプリでどこからでも現場を管理：「TRIFORA Mobile」対応】
「TRIFORA Mobile」は、スマートフォンでカメラのライブ映像や録画映像を確認できるアプリです。プッシュ通知機能を搭載しており、アラームが発生した際には即座にスマートフォンに通知が届きます。現場に行かずに、どこからでもリアルタイムで状況を確認できるため、移動の手間を省き、複数の現場を効率的に一元管理できます。これにより、移動の手間を省き、日常業務のスピードアップに貢献します。
参考情報
・ネットワークカメラシステム「TRIFORAシリーズ」
https://www.toa-products.com/solution/TRIFORA
・ネットワーク音声受信デバイス「IPオーディオ」
https://www.toa-products.com/solution/product/ip-audio
・スマートフォンアプリケーション「TRIFORA Mobile」
https://www.toa.co.jp/products/trifora_mobile/
