古河電工グループの古河ASは、本社敷地内に新棟を建設し、障がい者の就労環境の整備・充実を図るため、「ワークサポートセンター」を移転した。
同社グループは、障がい者が働ける環境の拡大に積極的に取り組んでおり、古河ASのワークサポートセンターは、社内業務のうち特定のスキルが生かせる作業を集約することで、各部署の業務の円滑な遂行をサポートしている。これまで同センターは、本社から約3km離れた豊郷工場内にあったが、アクセスの不便さや工場の老朽化といった課題があった。そこで6月に本社敷地内に2階建てのD館を建設し、6月24日にワークサポートセンターを移転した。D館の新設に際しては、スロープのいらないフラットなフロアにしたほか、すべての扉を自動ドアにしたという。
また、古河電工は8月30日にフクダ電子アリーナで開催されるJ2第28節ジェフユナイテッド市原・千葉対ヴァンフォーレ甲府戦の前座試合として、千葉県知的障がい者サッカー選抜の活動支援を目的に開催される「ユニバーサルマッチ」に協賛する。
対戦カードは、千葉県知的障がい者サッカー選抜対山梨県知的障がい者サッカー選抜。試合は16時40分キックオフで15分ハーフで行われる。