【カメダデンキ】多機能強化DINレールの価格改定・受注生産への移行を発表

多機能強化 DIN レール 価格改定・受注生産のお願い

拝啓 貴社益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。日頃は格別のご愛顧を賜り誠に有り難うございます。
さて、ご愛用いただいております多機能強化 DIN レールにつきまして、アルミ価格の高騰および需要の減少によりまして販売価格の維持が困難となりました。
つきましては、誠に勝手ながら下記の通り価格改定および受注生産への切り替えをいたしたく、伏してお願いする次第です。お客様には大変ご迷惑をお掛けいたしますが、事情をご推察の上、何卒ご理解ご了承を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

*価格改定対象製品 : 多機能強化 DIN レ-ル DA-201
価格は別途お見積もり

*価格改定実施時期 : 平成30年8月1日 出荷分より

*受注生産対象製品 : 多機能強化 DIN レール DA-301、DA-3016、DA-302
ロット、価格は都度お見積もり

*受注生産切替時期 : 在庫限り (平成30年7月頃)


カメダデンキは、多機能強化DINレール DA-201の価格改定と受注生産体制への移行を発表しました。
制御盤内に重い電装品のレール取付けを行っても変形しないことで、多くの盤などで使用されています。高機能製品をリーズナブルに短納期という消費者目線での商品でありましたが、原材料のアルミ価格の高騰や需要減少などの理由から受注生産体制への移行と価格改定を決定したとの発表となりました。
こうした在庫をかかえる標準在庫販売は、原材料価格と需要の安定が不可欠です。しかし、国内のインフラ整備で大規模な制御盤製作の需要が減ってきていることから、DINレール自体の需要も伸び悩んでいるものと考えられます。
それに加えてのアルミ価格の高騰が今回の決定の足かせになったものと考えられます。
カメダデンキとしても製品の安定供給を考えたら不本意な決定ではないかと思いますが。在庫販売のリスクを抑える決定であると考えられます。

公式プレスリリースはこちら: 多機能強化DINレール価格改定・受注生産のお願い2018-05-01.pdf