【マスプロ電工】CATV 下 り 70〜1000MHzに対応 双方向CATVブースターなど発売

マスプロ電工は、CATV下りが70〜1000MHzの広帯域に対応した双方向CATVブースター2機種、利得40dB型の「10A40」を今月下旬より、35dB型の「10A35」を9月下旬より発売する。

■製品特長
●CATV下り 70〜1000MHzに対応
CATV下りの伝送周波数帯域が70〜1000MHzの広帯域に対応。

●高出力
CATV下り定格出力レベルが10A35は108dBμV、10A 40は113dBμV(70〜1000MHzで運用の場合)と高出力で、端子数の多いビルや強電界地域の共同受信システムに最適(70〜770MHz にて運用の場合は10A35は110μV、10A40は115μV運用が可能)。

■開発の背景と意図

近年、CATVブースターはケーブルテレビのサービス拡充のための帯域幅広帯域化への対応や携帯電話などとの混信による信号劣化を軽減するため、シールド性能の向上が求められていた。今回、高いシールド性能をもち、CATV下りが 70〜1000MHzまで対応した双方向CATVブースターを開発したことにより、CATV加入物件のCATV広帯域サービスへの対応と高シールド化が可能となる。

■おもな特長
●優れたシールド特性
携帯電話などとの混信や電波障害を抑制するために、シールド性能を高めた。

●細かい利得調整、入出力レベル調整機能搭載が求められていた。
今回、高いシールド性能をもち、CATV下りが 70〜1000MHzまで対応した双方向CATVブースターを開発したことにより、CATV加入物件のCATV広帯域サービスへの対応と高シールド化が可能となる。

●5㎜間隔目盛付き取付け金具

本体上下についている壁面取付け用の金具には、左右に5㎜間隔の目盛がついており、分電盤内木板のガイド線が1㎝幅の場合でも、5㎜単位で正確な取付けが可能。

電材流通新聞2018年8月30日号掲載