受注額4389億円 94・3%(前年同期比)
内需は増加も外需は減少
(JEMA)はこのほど、2018年度第Ⅱ四半期(7〜9月)重電機器受注生産品出荷実績を公表した。
それによると、受注額は前年同期比94.3%の4389億円で2四半期連続の減少となった。需要者別では、内需は前年同期比で増加、外需は減少となった。
需要者別動向
内需は、前年同期比103.4%の3331億円と7四半期ぶりの増加となった。
製造業は前年同期比102.5%の705億円と6四半期連続の増加となり、増加基調が継続している。
主要需要先でみると繊維・化学・窯業・土石、鉄鋼業は同増加、自動車は前年並み、はん用・生産用・業務用機械、電気・情報通信は同減少となった。
非製造業は前年同期比102.8%の1994億円と7四半期ぶりの増加。大口需要先である電力業が前期の減少から増加となった。
官公需は前年同期比109.6%の603億円と3四半期ぶりの増加。大口需要先である地方公務が3四半期ぶりの増加となった。
外需は前年同期比73.8%の1059億円と2四半期連続の減少となった。
製品別動向
発電機、電力変換装置、変圧器、遮断器、制御装置は、前年同期比減、交流電動機、配電装置は、前年同期比増となった。