【東芝ライテック】演出照明空間 直流駆動電球型LEDランプ調光制御システム

アイキャッチ:システムで使用されている電球

地球温暖化防止活動環境大臣表彰を受賞
従来光源と同等のなめらかな調光実現

平成30年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰の表彰式がこのほど都内で開催され、東芝ライテックの「演出照明空間 直流駆動電球型LEDランプ調光制御システム」技術開発・製品化部門で受賞した。
地球温暖化防止活動環境大臣表彰は、平成10年度から地球温暖化対策を推進するための一環として毎年度地球温暖化防止に顕著な功績のあった個人または団体に対してその功績を称えるために実施している。
今回受賞した「演出照明空間 直流駆動電球型LEDランプ調光制御システム」は、LED照明の普及が急速に進む一方で、ハロゲン電球やミニクリプトンランプ等の従来光源と同じ繊細な調光操作追従性が実現できないなど、演出照明にLED照明を採用するにあたって指摘されていた課題を解決する新たな演出空間用直流駆動電球型LEDランプ調光制御システムとして開発された。
同システムは、既設の電球用照明器具と配線を変更することなくLED化でき、劇場やホテルの宴会場のシャンデリア等の演出照明において従来光源と同等の「ちらつきを抑制した全光から消灯までなめらかな調光」を実現し、従来光源と比べ消費電力を約81.2%削減を達成したことで高い評価を受けた。

電材流通新聞2018年12月21日号掲載