【国交省】 令和元年度 電気通信工事施工管理技術検定の結果発表

初の電気通信工事施工管理技士が誕生

国交省は、電気通信工事施工管理技術検定「実地試験」を昨年12 月1日(1級)、12 月17 日(2級)に実施し、3月4日に合格者を発表した。
実地試験合格者は1級、2級電気通信工事施工管理技士の称号がそれぞれ付与され、2級は現場の主任技術者として、1級は監理技術者等として職務を行うことができるようになる。
電気通信工事施工管理技士は令和元年度から新設された種目で、今回の合格発表により初の電気通信工事施工管理技士が誕生することになった。

●試験結果
試験結果は第1表のとおり。合格基準は1級、2級ともに60%以上である。
1級の実地試験は5 781 人が受検し、合格者は2 860 人で合格率は49.5 %となった。そのうち女性の合格者は18名(0.6 %)。合格者の年齢構成は第1図となり、40代が過半数を占めている。
一方、2 級の実地試験は4 790 人(免除者含む)が受検し、合格者は2 007 人で合格率は41.9 %となった。なお、女性の合格者は44 人(2.2 %)となった。

オーム社「電気と工事」2020年5月号掲載