「TECHNO-FRONTIER 2018」 出展のご報告
TDKは4月18日(水)から20日(金)まで、幕張メッセで開催された「TECHNO-FRONTIER 2018」の「EMC・ノイズ対策技術展」「電源システム展」「モータ技術展」の3つの展示会に出展いたしました。皆様より多数のご来場をいただきましたことに、改めて感謝申し上げます。
弊社の素材技術、プロセス技術及び回路技術を活かして開発したEMC・ノイズ対策部品、電源、マグネットなどの新製品を中心に、製品展示と技術プレゼンテーションおよびデモンストレーションによりご紹介いたしました。また、同時開催の技術シンポジウムでは、弊社技術者による講演も開催されました。
* EMC・ノイズ対策技術展と電源システム展は同一ブースでの出展です。
出展製品情報はこちら
TECHNO-FRONTIER 2018 パネル配信 特設ページ出展製品とみどころ
【EMC・ノイズ対策技術展】(小間番号:5D-43)
◎車載関連製品
– 積層セラミックチップコンデンサー
大電力ECU(xEV、ADAS、自動運転等)向け新製品、新型樹脂電極品低抵抗タイプ、
新型金属フレーム品低抵抗タイプ多連メガキャップ、縦横反転型品(低ESLタイプ)– コモンモードフィルター
Ethernet用コモンモードフィルタ(1000BASE-T1)、125℃対応積層コモンモードフィルタ– インダクター
PoC用電源系インダクタ、金属磁性材電源系インダクタ(巻線/薄膜)– EMC対策製品ー
150℃対応積層チップビーズフィルタ、3端子貫通型フィルタ(低ESLタイプ)– トランスー
EV/PHV用オンボードチャージャートランス、Ethernet用パルストランス◎ICT 向け製品:
オーディオライン用ノイズ除去フィルタ、MIPI C-PHY 用小型低背薄膜コモンモードフィルタ、
金属磁性材積層電源系インダクタ◎産業機器向け製品:
中高圧セラミックコンデンサ(各国安全規格対応、鉛フリーおよびハロゲンフリー対応)
2.5/5.0/10GbE 対応パルストランス、高周波用低損失フェライトコア、
電源ライン用EMC フィルタ【電源システム展】(小間番号:5D-43)
多様なフィールドバス対応 1U/5kW 直流可変電源、デジタル通信機能搭載 自然空冷600W AC-DC 電源、
医用規格適合AC-DC 電源、IEC/EN62477-1 OVCⅢ(過電圧カテゴリⅢ)認証電源、
1×1 インチサイズ 絶縁型オンボードDC-DC コンバータ、
産業機器用ワイヤレス給電システム、AC-DC 電源・DC-DC コンバータの新製品【モータ技術展】(小間番号:5A-20)
HAL 工法ネオジムマグネット、重希土類フリーネオジムマグネット、高性能フェライトマグネット、
高性能薄肉成型フェライトマグネット、TMR 角度センサ用マグネット、
リード付積層セラミックチップコンデンサ(小型DC モータのノイズ対策)
リングバリスタ(小型ブラシ付きDC モータのノイズ対策)、モータ用雑防コイルTDK ブース内、技術プレゼンテーション(EMC・電源展ブース:5D-43)
■ 増えゆく大電力ECU(xEV、ADAS、自動運転等)へ車載用MLCC 新製品のご紹介
■ 車載Ethernet 用1000BASE-T1/100BASE-T1 対応コモンモードフィルタのご紹介
■ 多様なフィールドバスに対応 世界最小1U/5kW 直流可変電源のご紹介
■ 自然空冷600W AC-DC 電源 デジタル通信機能を搭載した高信頼性電源のご紹介技術シンポジウムのご案内
TECHNO-FRONTIER 2018では、「EMC設計・対策技術シンポジウム」において、TDKの技術者が最新の技術動向などの公演・講義を行いました。
日時 会場 プログラム タイトル スピーカー 4月20日(金)
14:15 ~ 17:00G6 EMC 設計・
対策技術シンポジウム【EMC 設計・対策のツボを押えよう】内
「DCブラシモーター周辺のノイズ対策と対策事例」TDK(株) 電子部品営業本部
アプリケーションマーケティング統括部
パッシブアプリケーションセンター
担当課長 菊池 浩一開催概要
名称 「TECHNO-FRONTIER 2018」 会期 2018年4月18日(水)~20日(金) 10:00~17:00 会場 幕張メッセ(EMC/電源展ブース:5D-43、モータ技術展ブース:5A-20) 主催 一般社団法人 日本能率協会 アクセス 会場へのアクセスはこちら
>> 会場までのアクセス方法入場登録料 ¥3,000(税込。ただし、事前登録者、招待状持参者および学生は無料)
>>事前登録はこちら公式サイト https://www.jma.or.jp/tf/index.html
直流駆動の電源機器やノイズ対策製品を多く取り扱っているTDKラムダが今年四月に「TECHNO-FRONTIER 2018」に出展し、最新鋭の電源機器やノイズフィルタなどのノイズ対策製品を展示しました。
展示会は「EMC・ノイズ対策技術展」「電源システム展」「モータ技術展」の三展示会に分かれていましたがすべての展示会に出展しました。
TDKラムダとしてはあまりモータ技術のイメージがありませんが、モータ技術展ではモータ製作用の磁性材料や小型DCモータ用のノイズ対策コンデンサを展示しておりました。
電気自動車や大型サーバのDCファンなど、DCモータが多く用いられるようになりましたが、多くが交流を受電し、電源装置を介して直流に変換しています。直流に変換する際に、ラジオノイズやラインノイズといった無線機や計装機器に誤動作を与えるノイズが増えていることが問題となりつつあります。
DCモータや電源装置を設置する場合には、こうしたトラブルを防ぐためにもモータ、電源双方でノイズ対策を取る必要があります。
一見、対策が不要なように見える電源につながれていない電気自動車などでも、ノイズは電波になって飛び出してくるため、自動車が走っている周囲のラジオや無線機が使えなくなるといったトラブルも考えられます。
こうしたことから、DCモータのノイズ対策はきちんと行う必要があります。
TDKラムダも展示会には積極的に参加していますので、機会があれば足を運んでみてはいかがでしょうか?
公式プレスリリースはこちら: 「TECHNO-FRONTIER 2018」TDKグループブースに出展